2012年


メリー・クリスマス

2012年12月21日


  まだちょっと早いですが、メリー・クリスマス!

  すっかり冬枯れの「ルミノ」に
  せめてクリスマスツリーを、とコニファーに
  オーナメントをぶら下げてみましたが
  どういうわけかこのコニファー
  太陽が当たる面が赤茶けてしまっていて
  なんだか冬枯れツリー

  まっ いいか!

  この山に想いを遺す人たちがきっと覗きに来てくれるはず

  お猿さんも?






  金色と銀色の塗料を塗った松ぼっくり

  雨に濡れると塗料が剥げるかも
  室内用と注意書きが











   ルミノ門扉のリース










  雨にぬれてしまうといけないので
  夜間は避難させましたが
  ここの方が似合ってる?


今年最終の大仕事





   高く高く伸びすぎたクヌギの木
   このせいで陽当たりを悪くしているので、冬のうちに途中からバッサリと手を入れたいと一念発起

   ところが一つ問題が・・

   眼下の道路に沿って通る電線に、倒した枝が引っ掛かったらどうする?

   そこでジャルダン人Bが幾夜も考えた末、編み出した方法は・・
   今から切りたい真ん中の木にからげたロープを
   両側に並ぶ木にピーンと渡して、ターゲットの木が前に倒れないようにする方法

   しかし、梯子を目一杯伸ばしても届かない枝にどうやってロープをからませるか?






  グラスファイバーで出来た伸縮自在棒

  これぞ、高い所に何か仕掛けを作る際の優れもの!

  素材がグラスファイバーなので
  軽いのが何よりの利点です

  昔、自動枝打ち機械「与作」を使用していた時に
  故障して下りてこなくなった与作を
  この棒で引っ張った名残りの道具ではないかと思います

  ひっそりと遺された道具類を目にする度に
  先代たちの苦労が偲ばれて・・(涙)









  下から見上げて枝にロープをからませるのも
  なかなかムツカシイ

  なるべく高い位置にロープをかけないと
  切った先が電線寄りに落ちる危険が増します

  首がイタイ!







       苦労したけど
       電線が無事でヨカッタ
       ヤレ ヤレ












  倒した木は椎茸担当Cが
  短く揃えて椎茸の原木に

霜除け対策






  霜の降る厳しいシーズン到来!

  ブロック塀と溝の間を利用して
  鉢植えや苗箱の避難場所を作りました

  溝に立て掛け式のビニールの蓋を木で作りました











  これで取り敢えず霜からは無事に











    
   


    



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すっかり冬
2012年12月9日







  居間からいつも眺める川沿いに立つ樫の大木

  11月中旬はこんなにみごとな黄金色










  師走に入る前にはすっかり裸木に









  そして 今日(12月9日)

  例年より少し早い初雪が降って
  もうすっかり冬


ナスタチューム







  でも ナスタチュームはまだこんなに元気


ロッケリー造り




  ロックガーデンというほど石組が主体ではなく
  多彩な植栽を楽しむ目的の石で組んだ庭を
  ロッケリーという様です

  上の谷にゴロゴロしている石を一輪車で運んで
  ロッケリー(もどき?)造りを開始

  大の男が渾身の力を込めてやっと持ち上がる大きな石
  片手で持てる小さな石

  すぐ上の谷から出せば良いとはいっても
  これがたいへん!




 ←(大きな石はやっぱり重たい)





  台風で崩れた部分がまだ未修理で
  軽トラックがそばまで行けません

  一輪車に積んだ石を崖崩れの手前で一旦降ろして
  また一輪車に積み替え、それを軽トラックまで運んで
  やっと運び込みます

  とにかく、道がなくなってからは苦労の連続

  山林が環境の保全に寄与するというなら
  こんな小さな林道の補修にも予算を付けて下さい
  ぜひ!!




 ←(山の石はゴツゴツ
   うまい具合に苔がはえていたり)





 一つの丸い花壇に見えますが
 石で組んだ幾つかの
 ポケットに分かれています


 春が来たらポケットに埋めた
 原種のチューリップに
 逢えるはず










  木の下にクレマチスとキングサリ
  大きくなって木に絡むことを期待して



  ロッケリー造りはまだまだ・・つづく


家作業


  (左:乾燥中の菊花とサフラン   右:ウコン )           
  
  寒くなって外の作業ができない日はファンヒーターの前が賑わいます

  石鹸も作りました



                 

    





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小春日和に
2012年11月29日
ウコン



    11月の末は晩秋というより、もう初冬

    晴れていたと思ったら急に曇りだして冷たい木枯しの夜が来たり
    今ごろの気候はいつも気まぐれ

    そんな今日この頃ですが、珍しく朝からすっきり晴れ渡り、風もなく穏やかな1日
    久しぶりに山の上ジャルダンに登りました

    山の上はすっかり黄色の世界でした

    銀杏の黄色はいうまでもなく、フェンスの際にズラリと植えたウコンの葉っぱがもうすっかり黄色
    緑の葉っぱのうちはあんまり目立たなかったのですが、いつのまにかこんなに増えて、大きくなって
    山の麓から見上げると、黄色い縁取りはいったいなーに?といぶかる人もあったりして









  全部堀りあげてしまうとあとの処理が大変なので
  とりあえず大きい株を株分けついでに掘ってみました

  ウコンは寒がりなので、堀り上げないウコンは
  葉っぱを切ってから籾殻を厚く被せて
  寒さから守ってやらないといけません









 これからしばらくはウコンの処理が今年最終の「お仕事」

 水洗いして、丁寧にハカマを取って
 スライサーで薄く切ってからザルに並べて乾燥させます

 ファンヒーターの前に並べておくと一晩でカラカラに
 部屋中にウコンの甘い香りが漂います

 お茶に入れたりお風呂に入れたり
 今年はウコン染めでもやってみようかと

 昔から、防虫効果のあるウコンで染めた布は
 大切な物を包んでおくのに使われていたとか

 はて?大切なモノあったかな?
 








  今シーズン最後の(たぶん)ハーブのお風呂

  バスボンにはウコンを入れました


レモン




  もう1つ黄色を見つけました

  レモンならお猿さんたちも酸っぱくて嫌がるかと

  レモンは三本植えてありますが
  その内の一本にやっと実がなりました

  無農薬のレモンがいっぱいとれたら
  甘いホットレモネードにして
  フーフーして温ったまりた〜い、と実がなるのを
  待ち構えていたのです

  ・・が、たったの一個 しかしデッカイ!



メキシカンブッシュセージ






  初冬の今でもこの花はいつまでも元気

  青空に紫が映えてステキ


ダリア




  今流行りのガーデンダリア

  黄色いのはご紹介済みですが、赤いのも咲きました

  秋の赤はどこかシックな気がしますが
  ブロンズの葉っぱのせい?



もう満員





  急に寒くなってきましたので、霜でも降りたらたいへん

  寒さに弱いレモンユーカリとレモンマートルを堀り上げて
  鉢に入れ ビニール温室にムリムリ押し込みました

  温室の中は超満員








   

   


    





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やっぱり・・雨
2012年11月20日




     東京に住む義妹、ヨシコさんが、奈良、信楽を巡る万葉の旅からの帰途
     ジャルダン人激励に訪れてくれました

     昨日まで穏やかな小春日和が続いていたのに・・朝起きてみたら、なんと大雨!

     春に続いて二度目の訪問なのですが、前回現れた日もやっぱり雨
     
     すっかり雨女の冠が付いてしまったヨシコさんですが
     旅の疲れも見せず、レインコートに長靴姿で、手作り進行中の庭「ルミノ」の中を
     時々自分でナレーションを入れたりなんかもしてビデオカメラで撮りまくり    





 如何に元気印の
 彼女とはいえ
 山の上のジャルダンまで
 登るのは、さすがにこの
 大荒れの天気では・・

 ということで、
 迎えるジャルダン人も
 急遽雨バージョン





 (↑柚子の砂糖菓子と干し安納芋           ↑安納芋とリンゴのケーキ)

    今が旬のウコンをスライスして干す作業をちょっと体験学習(?)して

    安納芋の干し芋と出来たばかりの鬼柚子の砂糖菓子を
    しっかり自分のお腹にもリュックにも入れ
    何種類かのハーブ苗を箱に詰めたのやらでパンパンに張り切った荷物三つを引っ提げて
    元気に帰って行きました










 晩秋の雨に濡れ落ちた葉っぱがなんだかうら寂しい
 未だ工事中のガーデン「ルミノ」に
 いっ時ヨシコさんパワーの余韻を残して

 また来てください
 今度は晴れた日にぜひ


ゆず ゆず ゆず






  大きな鬼柚子 小さな柚子

  ゆずがいっぱい採れました






      大きな鬼柚子はジャムと砂糖菓子に







  小さい普通の柚子はポン酢に

  皮は乾かしてポプリにしたり、お風呂に入れたり

  ゆず ゆず ゆず の今日このごろです

晩秋の収穫
椎茸



  昨年の春に菌を打った原木に
  やっと椎茸が頭を出しました

  椎茸に似た毒キノコでは?
 
  恐々食べてみましたが大丈夫
   ほんとの椎茸でした



サフラン



  晩秋に香り高く咲くサフランは
  今年を締めくくるハーブ

  三本しかない雌しべを集めて
  ファンヒーターの前に置いておくとカラカラになりますが
  毎日咲くのを集めてもほんのチョッピリ

  高価なハズです







  


    




冬支度
トタン屋根のペンキ塗り                                    2012年11月5日


 朝晩急に冷え込んで来て、ちょっと焦っています

 まだ日中は汗ばむような日もありますが
 油断していられません

 木枯しが吹く前にやって仕舞おうと
 ずっと気になっていた小屋のトタン屋根のペンキ塗りに
 取り掛かりました

 ボロい小屋ですが、案外丈夫に造られていて
 恐る恐るトタンの上に乗ってみましたが
 めり込むこともなく、大丈夫

 必要に迫られてこなす内に
 梯子使いの技を確実に上げてきたジャルダン人B

 2連梯子を目一杯立て掛けて、高い杉の枝払いまで
 やってしまうまでに(写真がないのが残念!)


長テーブルのペンキ塗り替え







 雨ざらしするうちに汚ならしくなっていた長テーブル

 見て見ぬ振りをしていましたが
 やっと重い腰を上げてリニューアル






 表面をカンナ掛けしたら綺麗な木目が現れて
 見違えるように

 木目が見えるようなペイントで仕上げました

   


植物の冬支度


 特に寒がりのハーブやまだ挿し木(芽)途中の苗
 種まき中の苗をビニール温室に入れたら、中は満員

   
    











  水蒸気で曇って中がよくみえないくらいに








 よく陽のあたる場所を苗置き場に決めて
 比較的寒さに強い苗を置きました

 籾殻もたっぷりかぶせておきました

 発泡スチロールの中では玉ねぎの種が発芽していますが
 早く間引きしてやらないと
 植え付け時期を逃してしまいます

 秋の日暮れは早い!
 アセル アセル!


晩秋に咲く
ツワブキ




 花が少なくなるこれからの季節を
 ツワブキの濃い黄色が彩ってくれています

 茎も葉もどっしりとして
 頼もしい土着の植物という感じです


ガーデンダリア




 花も可愛いのですが
 ブロンズの葉っぱの色が気に入っています

 後ろに枯れ草みたいなカレックスを配置してみました



ナスタチューム




 真夏に一休みした後ずっと咲いてるナスタチューム

 葉っぱも花も食べられるし、大好き







 沢山採れた安納芋とリンゴで焼き菓子を作りました

 薄く切って水にさらした芋を
 柔らかく煮てからマッシャーで潰し
 お砂糖と牛乳とバターで味を付けたら
 上に薄切りリンゴをのせてバターとシュガーを散らして・・

 あとはオーブンで焼くだけ
 超簡単!


    



             
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秋のお仕事 パート3
2012年10月28日





 今では山の仕事にも慣れて
 高い梯子のテッペンだってラク×2?





 いえいえ

 安全ベルトで体をしっかり確保して
 梯子をロープで木にくくりつけ・・
 ソレよりナニより、木が倒れる角度や枝が落ちる場所、
 梯子を立てる位置、自分が落ちてもいい場所(?)
 に至るまで・・慎重居士のジャルダン人B

 アアでもないコウでもないと三日三晩考えをめぐらせて
 やっとコトを起こします
 (はじめはハラハラ、
 でも今ではなんとか安心して見ていられます)








  小屋の中でこんな奇妙な道具を見付けました

  どうやら木に取り付けて
  梯子も届かない高いところに登る道具みたい











  先代のおサルさんたち(?)が遺してくれた
  いまでは手に入らない貴重な道具に感謝!



パーゴラの下に




 パーゴラの下が閑散としているので、花壇を作りました

 スイートアリッサム、金魚草、ダンギクなどの草花に
 挿し木で増やしたクチナシや、植木祭りで行列に並んで
 やっとゲットしたカレックスも配置

 木の枠は2012年5月15日ブログに登場した栗の木






  リフォームした長いベンチ(2012年10月14日ブログ)と
  苗置き台(2012年10月7日ブログ)を置いたので
  パーゴラ下は急に賑やかに



干し芋作り








  前号ブログでご紹介した安納芋
夜なべ仕事に吹かしたお芋の皮を楊子でクルリ、 ピアノ線で芋を繊維にそって削ぎ切りに







 晴天が三日続くような天候を選んで干し
 好みの柔らかさになったら
 4度くらいの温度で(冷蔵庫の野菜室?)ラップに包んで
 保管して白い粉が吹いてくれば出来上がりとか

 スローな食べ物大好きです


花も野菜も一緒






 手作り進行中の「ルミノガーデン」ですが
 ハーブも花も野菜も仲良く一緒です

 遅れてきたエンジェルトランペット
 伸びるだけ伸びてもうお仕舞い?
 と思ったら、秋も深まった今頃急に咲き出して
 こんなに咲く気まんまん


紅葉する紫陽花




 柏葉紫陽花って紅葉するんです!

 挿し木にした柏葉紫陽花も
 小さいながらやっぱり紅葉してました



役に立つ庭






 ハーブも花も木も、もちろん野菜も
 生活に役立てることを心情に庭を作っています

 種まきして、そろそろ間引きが必要なチャービル
 
 オーナメントの羊が食べてくれる・・?










 サラダの野菜や付け合わせのグリーンに
 重宝なハーブ野菜

 チコリ、ニラ、紫のバジル、イタリアンバセリ
 芽を吹いたばかりのコリアンダー

 





 

 苗で植えたブロッコリーと芽キャベツ、アーティチョーク
 芽を出したばかりのロケット
 そろそろトウがたち出したスイートバジル

 お茶に、染料に、虫除けに、化粧品や石鹸に・・
 
 それに何といっても!香りや色で
心と体を元気にしてくれるハーブは
 役に立つことではナンバーワン!

 元気な人もちょっとメゲてる人も
 健康な人も具合があまり良くない人も・・
 庭に触れて活力を得て帰って頂ける
 「役に立つ庭」を目指して

  庭作りは続く・・


    

                

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秋のお仕事(2)
2012年10月14日

 籾殻は冬越しには欠かせないアイテム

 野菜クズと糠をたっぷり混ぜて籾殻堆肥を作ります

 夏の間にペットボトルで作っておいた発酵を促進する
 特製の液体も混ぜて、1週間に一度切り返しを
 続けると、春にはしっとりした籾殻堆肥が出来上がり

 また、レモンバーベナやウコンなどの、寒さが苦手な
 ハーブのマルチングには籾殻が欠かせません

 ワラより軽いし扱いが簡単
 何よりライスセンターでタダで入手できるのが一番!
 籾殻の確保は秋の重要な仕事です

 JAのライスセンターの重い鉄の扉を開けると
 そこは籾殻の山

 上から粉雪のように籾殻が降ってくる中を
 マスクにメガネ、帽子に手拭いのマフラーで防備して
 ビニールの籾殻入れの袋(籾殻入れ用として売っている!)
 にモクモクと籾殻を詰めていきます
 
 今年も無事に軽トラ一杯籾殻確保!


煉瓦のような!

 ジャルダン人が時々出向く住宅街の一角にある畑の土

 掘り起こすとまるで干乾し煉瓦のようで
 起こすのも渾身の力が要りますが
 一つ一つの「煉瓦」を砕くのもこれまた重労働

 これでもさつま芋や里芋、馬鈴薯など
 芋類は結構よく採れるのには驚きます

  里芋は今年も豊作 ↓
 





 このままではいけないので、土壌改良に取り組むことに

 掘り起こして「煉瓦」崩しをやったあと
 固まりやすい粘土質の土に隙間を作れないかと
 籾殻をすき込んでやりました

 そのあと、鶏フンと糠をまいてあとは微生物の働きに
 期待して、じっくり待つことに

 農業は奥が深い!





 今年も鬼ゆずが沢山実をつけてくれました

 (小屋の後ろでドデカイ実を初めて発見して
 たまげた顛末は2010年12月9日のブログを
 ぜひご覧ください)

 実が黄色く色づく前に緑色の袋を被せて
 猿の襲撃に遭わないようにするのも、大事な秋の仕事です


番外



 昔々買った白木造りの北欧の家具

 使わなくなってから、分解して納屋に入れたままに
 なっていました

 元の形とは程遠くなりましたが、ホワイトのペンキを塗り
 板で座るところを新しく取り付け、劣化したところを補強して
 パーゴラの下に置くベンチを制作中

 まだ途中です



 













 まだ夏の名残りのルコウ草や
 ナスタチューム、エンジェルトランペットや
 サンパチェンスが勢いよく咲いています




 そういえば!

 秋の花の用意がして
 ありませんでした

 急いでホームセンターの
 苗売り場で取り揃えて
 寄せ植えしてみましたが・・

 なんだか其々が
 馴染んでいない感じ

 まだ秋に馴染んでないのは
 人間もおんなじ・・?


    



              
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秋のお仕事
種まき                                              2012年10月7日


 秋の種はお彼岸に遅れないように早目に
 春の種はお彼岸を過ぎても慌てずに
 といわれますが、今年は秋のお彼岸が来るのに
 気が付かないほどの残暑続き
 うっかり種まきを忘れるところでした

 種まき第一弾はカモミール、忘れな草、パンジー
 ビオラ、ネモフィラ、カレンデュラ・・
 寒さを経ることで一段と丈夫に育つ草花の種を
 蒔きました

 フェンネルやディル、ボリジやニゲラ・・ハーブの種も
 遅れないように蒔かなくては、と焦っています






 十月はまだまだ日中の暑さには油断できません

 スダレなんかをかけてなるべく涼しい所に置いてやらないと
 すぐ水切れを起こしてしまいます

 失敗は数限りなく

 水切れを心配するあまり、水を張った箱に
 種蒔き箱を置いて腰水灌水を試みたら
 外側の箱が深すぎて、大雨が降って種蒔き箱が大洪水

 せっかく出ていた芽がアップアップしたことも

 ホント 種蒔きの道は険しくて深い・・



ペンキ塗り


 夏の間はペンキを塗る気になんてとてもなれませんでしたが
 涼しくなって俄然その気に

 この、義父愛用の錆びた鉄製の脚立を
 物置小屋で見つけた時はシメタ!と思いました

 こんな頑丈な鉄の脚立なんて
 今どきどこをさがしてもありませんから

 気休め程度にサンドぺーパーで錆を少し落としてから
 白に少しグレーを混ぜたペンキで塗るうちに
 サビサビの脚立は見違えるように変身

 脚立として使うのはもったいなくなって
 オブジェのように置いてみました










  その内アイビーが絡んでくれて
  ミニパーゴラにならないかと








 昔、セメントをこねるのに使っていたらしい
 セメントでコーティングされてでこぼこになったバケツ

 ブルーグレイの色を塗ったら、ちょっといい感じ

 垂れ下がる植物を加えて
 草花のハンギングにでもしたら、と思います







 秋の木工作品第一号の
 ポット苗陳列台にも色を塗りました

 (急な天候異変に対処出来るように
 まだ手直し予定ですが)









 陳列台の上に置いた、この2つの用途不明の道具も
 物置小屋から出てきたもの

 木の枠の中に丈夫な鉄製の網が張ってあります

 田んぼの泥をすくう道具?







 なんといっても重要な「秋のお仕事」は
 台風の後の詰まった水路の修理

 水源の掃除をしてみましたが
 水詰まりの原因がわかりません

 ものすごい水圧で流れる水で濡れネズミになりながら
 足場の悪い途中のホースのジョイントを
 分解して調べるのは一苦労

 ホント 水には泣かされます


収穫の秋
ヘチマ



 草避けのマルチを敷きっぱなしの遊休地に
 今年は春にヘチマの苗を二本だけ植えたら
 いつの間にかヘチマのグランドカバーが広がっていてびっくり

 マルチの上だけではなく
 フェンスまで立ち上がってヘチマがブラブラ



   





 ヘチマたわしを作るには、水に長いこと浸けて
 腐らせるときいていましたが、ただ茹でただけで
 タワシになるとインターネットで紹介されていたので
 輪切りにして煮てみました

 早すぎると中の網状の繊維が柔らかくて
 タワシになりませんので、青い皮が黄色くなって
 全体が固くなったころに







 煮たあとは皮と種をとって乾かすだけ

 お風呂で使っても
 台所で芋やカボチャの汚れ落としにしても
 なかなか重宝です


安納芋



 甘くてネッチリが評判の安納芋

 ためしに1つ掘ってみました

 輪切りの断面がうすいサーモンピンク

 蒸かして食べてみましたが
 期待通りのネッチリでしたが・・甘さがちょっと・・

 後で調べてみましたら、掘ってから1ヶ月くらい
 13度くらいの温度で追熟させると甘味が出てくるそう

 果たして甘味が増したかどうかについてはまた後日



 


    




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ジャルダン人のお仕事
2012年9月25日

  ジャルダン人と称して町と山を行ったり来たりの生活を
  始めて足かけ6年

  そもそものきっかけは、林業の衰退によって
  いつの間にか打ち捨てられようとしていた
  父祖伝来の山の現状にショックを受けたからでした
  (この間のいきさつはホームページ「成り立ち」
   「目指すもの」をぜひご覧下さい)

  なんとか山に新しい価値を
  吹き込むことができないものか・・

  ジャルダン人Bは長年のサラリーマン生活で
  ナマった足腰をダマシダマシ
  足りない知識や技術はひたすら自己流の
  創意工夫で補い・・
  今ではチェーンソウで木を切り倒し
  電気バリカンで垣根も刈ります

 (←業者さんの様にビニールシートを広げて作業)







 古家の水漏れ、雨漏りも
 屋根のペンペン草だってよじ登ってとってしまいます



(←屋根で作業中のBとC)







 そうそう、山に不馴れなジャルダン人の隙をついて現れた
 不埒な山の境界線荒らしにも立ち向かいましたっけ

 まあ、いろいろありましたが・・
 山の後継ぎなんてきっと諦めていたに違いない
 天国の父(因みに、このブログの主、私ジャルダン人Aの
 父ですが)
 思わぬ儲けものをしたとほくそ笑んでいることでしょう



 (←山で作業するB
   業者さんではありません)

これがなくては


 めっぽう暑かった今年の夏
 雨も多くて、虫の襲撃のしつこさといったら
 ハンパではありませんでした

 体幹や手足は市販のスプレーをふりかけますが
 顔を狙ってくる虫をよけるために
 ブレンドした自家製ハーブのスプレーは欠かせません

 ラベンダーチンキをベースに虫が嫌うというユーカリレモンと
 シトロネラのエッセンシャルオイルを垂らして作ります

 虫に刺されてしまったあとには
 ラベンダーとレッドクローバーをウォッカに浸け込んで作った
 チンキを付けると、刺されたあとの痒みが長引かず
 痕も残りにくい気がします

 今年はヒルにも悩まされました
 ヒルは手で剥がそうとしても剥がれるどころか
 ますます皮膚にくい込んできます

 ジーパンの生地にでも入り込もうとします
 そんな時に振りかける塩水やお酢は手放せません


 薔薇に油虫は宿命的
 牛乳をかけると良いらしいのですが、いつも持ち歩くわけにもいきません

 見つけ次第コノヤローと、潰しに潰す捕殺作戦あるのみですが
 捕殺したあと振りかけておくのがアセビ液
 アセビの花をアルコールに浸けたものです

 油虫が嫌がるのは確かですが、退治できるかどうかははっきりしないまま・・(?)

 以上、写真の手前二つの左が虫よけ、右が虫さされ、後ろ左から塩水、お酢、アセビ液



干し上がりました






 今シーズン最後のタンジー
 ドライにすると、色も香りもハーブらしく
 ひなびた風情が凝縮される感じがします








 ミントと合わせて、薔薇の花びら、ダイヤーズカモミール
 ニゲラなどを彩りに散らして丸め、袋にいれました

 ぷくぷく浮かべて今日のお風呂が楽しみ


いつの間にか秋






  見つけました!
  やっとできたレモン!一つだけ・・








  なかなか咲かなくてヤキモキしたのに
  咲きだしたらもう止まりません

  壁面からはみ出して上へ上へ
  周りの木の迷惑はお構い無しに広がって
  秋になってもまだまだ咲く気でいるみたい


 (←ルコウ草)









  植え付けるのが遅れて
  夏の間は伸び悩んでいたルドベキア

  気候がよくなるにつれてグングン伸びて
  ついに花を見せてくれました

  真ん中が黒い普通のルドベキアとちょっと違って
  全部黄色い種類

  花が少ない今頃には貴重な黄色です







  秋の定番、萩の花

  ブロックの土留めの上からうまく垂れて咲いてくれました

  周りのススキを刈り取るといいんですが、何しろ暑くて・・








   


    


夏の終わり
2012年9月3日
                              




    
      下から見上げたジャルダンの写真

      あまりの暑さに気力体力伴わず、山の上ジャルダンにはお盆前に登ったきり

      おそらく草ボーボー
      どうなっていることやら

      気合いを入れて早起きして登ってみれば案の定!
      丈より伸びた雑草に覆われた薔薇の葉は虫に喰われて丸裸

      これまた雑草に囲まれたラベンダーは、風通しを阻まれて、蒸れて半分枯れかけ
      良い匂いのする大好きなブルーキャットミントは
      大きく伸びたワラビのジャングルに埋没していて息も絶え絶え

      種を取る時期を逸して真っ黒になってしまったフェンネル
      花の盛りを採り逃がし、ほとんど茶色くなってしまったタンジー

      アップルミントだけは延び放題
      オリーブやリンデンの迷惑はお構い無し

      其々を救出するのに夢中で、何とか元通りの地べたが見えてきたころには熱中症寸前!
      例年に比べて今年は案外雨が多くて、草の成長も良いみたいです
      
      20日ばかり放っておいたらこのジャングル
      ひと様にはとても見せられないので下からの写真だけでご勘弁


保存食大好き


 <ゴーヤ>

 ゴーヤチャンプルーにゴーヤの佃煮、ゴーヤのジャム
 スライスして冷凍保存
 ゴーヤのワタもかき揚げにできるというのでやってみました
 結構いけました

 とにかく、次々と大きくなるゴーヤ ゴーヤ ゴーヤ
 今年はドライにして保存することに
 ワタも種もそのままスパスパ輪切りにして天日干し
 
 種に含まれるリノレン酸が
 脂肪分解酵素の働きを良くするダイエット効果
 
 インシュリンに似た働きを持つ成分が血糖値を下げる効果
 
 豊富なビタミン類が美肌作り 等々

 お茶にして毎日飲も!
 戻してお料理に使うこともできるし(たぶん)









<シソジュース>

 毎年夏に作る青ジソのジュース

 今年は収穫をさぼっていて
 青ジソの葉は硬くなっていましたが
 ジュースにするんだから、まっ、いいか






 いつもは赤ジソも混ぜるのですが
 シーズンを外したので今年は青ジソだけで

 ちょっと色みはもの足りませんが
 青ジソの抗酸化作用を信じて
 毎朝ヨーグルトにかけて頂きましょう






  <レモングラス>

 レモングラスは乾燥させるより冷凍保存が適しているとか

 根元の硬いところは短く刻んで冷凍
 葉っぱは三つ編みにしてからリングにして冷凍しておきました


 長い三つ編みのロープは、そのまま乾燥させて
 ハーブやスパイスを吊るしてキッチンに掛けておく
 スパイスロープにしたらどうかと

咲きました やっと




 蔓を伸ばすばかりで
 一向に咲く気配のなかったルコウ草が
 やっとその気になったみたいで、チラホラ咲き始めました

 巻き付かれたコニファーにはわるいけど、咲き揃えば
 クリスマスツリーみたいになるんじゃないかと楽しみ


   






  ブロックの壁に張り出したのはルコウ朝顔で
  少し色がピンク





  


               
    






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猛暑の中でも
2012年8月17日


 <ミソハギ>

 お盆の頃に咲いて、仏前やお墓に供えるので
 盆花とか精霊花とか言われるミソハギ

 田んぼの畔や沼地のような
 他の植物が育たないような条件が好みだというので
 もともと排水の悪い場所に
 わざわざ粘土質の泥土を入れて種をまきました

 去年は花が咲かなかったのですが
 今年はこんなに風情のあるピンクの穂状の花をつけました





 <ルコウ草>

 連日の猛暑でも、相変わらず旺盛に伸びる
 ルコウ草の蔓は、コニファーをクリスマスツリーの
 電飾のように覆ってしまいそう
 (実はそのつもり)

 でも、一向に花が咲く気配はありません・・







 <オクラ>

 ムクゲの花?と言ってもいいような
 堂々と咲くオクラの花

 花はすぐに萎んで実を結びます


堆肥作り





 野菜クズや除草後の草を集めて
 土嚢袋に入れ糠を混ぜておくと
 3ヶ月くらいしたら土になっています









 自家製堆肥に牛フン堆肥、市販の赤玉土や
 培養土を混ぜて、植え付け用の土をブレンド





 ブロックの塀の上の細長いスペースに
 ブレンド土を運んで植え付け中

 垂れ下がるように花を咲かせて
 なんとかブロック塀が隠れないかなあ・・










  


 









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激安苗ゲット
2012年8月5日




 
      さすがに八月ともなれば、『○○リ』も、『Kホーム』や『Vホーム』も
      一斉に見切り苗を50円、100円という激安で放出し始めます

      キングサリを、なんと!気がついたら12本も買ってしまいました
      パーゴラから垂れ下がる、目を見張るように美しい黄金の並木を雑誌で見たことがありまして・・
      この黄色い藤の花みたいなのがキングサリであることを知って以来
      キングサリの追っかけが始まりました

      すでにパーゴラには一つ植えてあるのですが、今度は手作り中の庭『ルミノ』の
      何本か立っているくぬぎの木に絡ませてみようかと・・





  <ブッドレア>



        このブッドレアも、園芸雑誌で目にして以来欲しくて探し回っていた花ですが
        なんとVホームの見切り苗で手に入れました

        じめじめが苦手の花木なので、坂道に沿って続くブロックの上に植えました・・ら
        別名バタフライブッシュというだけあって、すぐに蝶々がやって来ました

        房になって咲くブッドレアの花は、離れていてもとても甘く香ります


葉っぱたち

  <ルコウ朝顔>



         種から育てたルコウ朝顔

         緑の壁が出来上がってきましたが、いつ咲いてくれるのか・・

         まだ蕾の姿もみられません





  <里芋>


 
        植えた覚えはないのにニョキニョキ伸びてこの大きさに

        どうやらコンポストの野菜屑の中にあった里芋から芽を出した模様です
      





  <カラーリーフ>


       
        半日陰があれば、夏の花壇にはカラーリーフ

        元気で涼しげで・・手間いらず

        カラーリーフで地面をカバーしてしまえば、草もあんまり生えないから
        


真夏でも元気な

  <アフリカンマリーゴールドとアゲラタム>



       ずいぶん前からこんな感じ

       なが〜く楽しませてくれています
         





  <エキナセア>


         
        植えっぱなしでこれといった世話もしないのに
        今年も次々咲いてくれる、免疫力アップのハーブ、エキナセア

        ありがたや
      





  <西洋人参木>



         この自然な風情が好きです
       


  <タンジー>



       虫除け効果があるというタンジーもいまが盛り

       身の丈ほどに伸びて今やジャングル状態

       春先、まだ小さい苗の頃は、ギザギザの葉っぱがヤロウと似ています

       ヤロウとばかり信じて、リュックに放り込んで帰ってった東京のヨシコさ〜ん、大丈夫?



大変です!





       6月いっぱい元気に白い花をつけていた白薔薇クーベルトが
       月が変わって、少し葉が茶色くなった枝がみられるようになって
       おかしいなぁ、疲れが出たかしら?と思っていたら・・!!

       しばらく山に登るのをサボっている間に
       三本に分かれている枝のうち二本が枯れてしまっていました(涙)
  
       早速、いつも親切な応答をして下さる信州のMばら園さんに問い合わせると
       いくつか指摘があって、ともかく枯れた枝は切った方がいいでしょう、ということに

       それで、あんなに枝を自由に伸ばしてカッコよかった、山のシンボルツリーは
       こんな姿に(また涙)
         



  







  でも、3分の1になっても明日があるさ・・

  また来年も白薔薇クーベルトに逢えますように



 (←枝ぶりが立派だった頃)






    
  




    







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できました!オール自家製の門扉
2012年7月19日




 以前ご紹介した
 出すに出せなくて
 山にゴロゴロしている桧の丸太を
 運び出して








 製材所で角材にしてもらったのがコレです

 この門柱に門扉を取り付けようという
 前からの計画がやっと実現しそうです








 ゴロゴロ丸太から切り取った角材を
 板に挽いてもらって
 門扉の形が出来上がりました

 下半分に動物避け金網
 上半分にはガーデニング用の飾りフェンスを
 取り付けました

 インクブルーのペンキにグレーと黒を少し入れて
 色味をちょっと調整したブルーでペイントしました







 閂の取り付け、細部のデコレーションは
 これからですが、とりあえず待望の門扉が
 完成しました 

 枠組の材料はすべて自前の「総ヒノキ作り」!
 ご先祖さまに感謝!













  裏から見るとこんな感じ

梅雨明けまえには






 突然のように梅雨が明けてしまいましたが
 梅雨明け少し前には
 ホリーホックの花がこんなにゴージャスに








 楊貴妃もかくや?
 オリエンタルな風情があまりに美しいので
 もう一枚

 うッ・と・り・





 <ヘリオトロープ>

 その昔、インカの人々が
 解熱剤として用いたという
 何かしら妖しい響きの花

 果たしてどんな香気が?と期待して
 鼻をクンクンさせてみますが
 うちのはぜんぜん香りがありません・・

 気温が17〜18℃で湿度の高い日に
 いちだんと香るとか

 またそんな日に再挑戦してみます








 <ベルガモット>

 ベルガモットはほんとに丈夫

 梅雨の間咲き続けて
 鬱陶しさを和らげてくれます

さて・・梅雨が明けて







 太陽は大好きだけど
 あまりのカンカン照りは苦手

 ヨシズの裏にいるのは?







  ナスタチュームでした


   (花が咲いていた頃↓)



無花果







今年は無花果がたくさんとれたので
 ジャムとコンポートが沢山できました
 








 熟れる寸前のちょっと青いのは荷崩れないので
 コンポートに向きます

 無花果はマグネシウムを沢山含む果物で
 ジャムの他に、煮込みやソースに使うと
 お料理のグレードが上がった気分に




   


     
                 
                     




メディカルハーブ三種
2012年6月20日

  山のドクダミ

 今年のドクダミはちょっとちがいます

 今までは家の庭のちょっとジメついた辺りで
 雑草を除去するように採っていたドクダミですが・・

 今年のドクダミは山でわざわざ栽培したドクダミ!
 ラベンダーの根元でのびのびスクスクと育ち
 茎も根っこも太〜い!

 6月になって、花が咲き出したころのドクダミが
 味も薬効も最高とか
 
 一斉に根こそぎ刈りとって、水場で一本づつ
 きれいに水洗いしたあと







 篭に入れて半日天日に干してから
 カラカラになるまで陰干しすると
 独特の臭気が和らいで香りがよくなります

 ドクダミは10種の薬効があるとして
 「十薬(ジュウヤク)」とも呼ばれる優れもの

 便秘やむくみ、冷え症、高血圧の改善、
 毛細血管の強化・・

 そして、何よりも肌荒れに!





 
 マルベリー

 ご存知、桑の葉のこと
 ちょっとぬめりがあって、海藻のような緑茶のような
 飲みやすいお茶です

 葉に含まれる成分が糖分の吸収を抑えるそうで
 これを食前に飲むと(必ず食前に!)ダイエットや
 糖尿病の予防によいといわれています

 また、吸収されなかった糖分は大腸内で
 菌のエサになり善玉菌の働きを高めるので
 便秘の改善にもつながるのだとか





 パッションフラワー(時計草)

 「キリストの受難」の意のパッションフラワーは
 鎮静効果のあるハーブとして名高く
 「植物性のトランキライザー」と呼ばれています

 精神的な緊張や
 それに伴う頭痛や不眠に有効とか

 中央が時計の針のような不思議な形のこの花は
 濃厚な甘い香りがします

 乾かしているうちにだんだん花が閉じてしまうのは
 残念!

 


これからが主役



 ベルガモット

 梅雨空を華やかに彩るベルガモットが
 咲き始めました

 花が咲き出しても切らないで置いておくと
 二階建て、三階建てと花を積み上げていく
 不思議な花です

 ベルガモット・オレンジに似た香りがあることから
 この名が付けられたようです









 ピンクのワイルド・ベルガモットもありますが
 これの二階建ては見たことがありません








 ナスタチューム

 これからは何といったってナスタチューム
 サラダやサンドイッチに挟んで
 花も葉っぱも食べられます

 花をお酢に浸けると赤いビネガーが
 出来上がります

 ふつうの葉っぱもいいですが
 これは斑入りのナスタチューム


  
    


    









最強の晴れ女現わる
2012年6月2日


 予報では確実に雨だったはずの6月初めの土曜日
 はるばるN市から、昔の職場のウ〜ンと後輩
 ともこさんが訪ねてくれるというので
 手作り中の庭「ルミノ」にテントを張って
 雨バージョンを用意して待っていましたら・・

 朝からの雨雲を吹き飛ばして
 ともこさんが現れたころには、暑いくらいの陽射し

 早速、ショッキングピンクのお洒落なプルオーバーを
 用意してあった山作業用の一式に着替えてもらうと

 このピッタンコのハマり様!
 イエィ!

 このままプロモーションビデオを撮りたいくらい





 いまが盛りの薔薇、ニゲラ
 ラムズイヤー、カレンデュラ
 レッドクローバー・・

 腰につけた篭にいっぱいの
 花を摘んで
 山から引き上げてきました










 フラワーアレンジメントを習っているというので
 小さなブリキのバケツに
 採れたての花を活けてもらいました







 ラムズイヤー
 コリオプシスディジー
 ニゲラ
 ハニーサックル
 カレープラント
 スペアミント



ランチ


 ズラズラと何気なくお皿が並ぶ
 イタリアのマンマの食卓を
 いずれやってみたいものですが
 何分にもキャリア不足

 今日はこんなところで・・
 ともこさん、ごめんなさいっ!

 セージ、アスパラガス、カボチャ、鶏のささみの
 ハーブマリネード揚げ(野菜をハーブ入りの
 マリネード液に漬け込んでから揚げるダケ)

 ブイヤベース

 アサリと三つ葉のご飯

 トマトとパプリカのサラダ(ハーブを練り込んだ
 ハーブチーズ添え)






 デザートは
 ヨーグルトにパパイヤを入れて
 自家製ローズシロップを
 かけてみました

 








 カモミールとレモンバーベナのお茶

 2つとも摘みたてのフレッシュで
 この時期ならでは、のお茶です
 ゼータク ゼータク

初めて咲きました




 生け垣に使われているのをよく目にしますが
 名前が・・

 ひょっとしたらキンシ梅というのかもしれませんが
 定かではありません
 どなたかご存知の方お教えを

 挿し木にしたらこんなに大きくなって
 今年初めて花が咲きました






 パッションフラワー(トケイ草)

 陽当たりの悪い場所から
 よく日の当たる場所に植え変えてやりましたら
 みるみる大きくなって
 今年は初めて咲きました

 「植物性のトランキライザー」といわれるだけあって
 花と葉をお茶にするとリラックス効果抜群

 眠れない時にカモミールとブレンドすると
 いいようです





 フィーバーフュー (夏シロギク)

 虫除け効果のあるこの草を
 薔薇に油虫を近付けないようにと
 あちこちに植えています

 葉、茎、花のお茶は頭痛に
 絶大な効果があるとか

 また「天然の抗ヒスタミン剤」ともいわれて
 喘息や花粉症などのアレルギー症状を
 緩和するとか

 夏にシロップを作っておいて
 冬、風邪を引いたときの咳止めにするのも







  ギカンチューム

 黄色のギカンチュームが初めて咲いたとき
 葱坊主とどこが違うの?と思いましたが
 ピンクのギカンチュームは葱坊主と断然違う!







    


    




丸太がゴロゴロ
2012年5月30日




 
ジャルダン人に限らず、ここ何十年も、山の住人たちはず〜っとヤキモキ

          
          間伐された丸太がそのまま山にゴロゴロ
          その昔、林業が盛んだったころは、一本が何万円にもなって売れましたから
          どんなに奥の方の木でも、切ったまま放置しておくなんてもったいないことは
          とんでもないことでした
  
          ところが今や!
          五十年も丹精した杉の木が、嘆かわしいことに大根一本の値段に等しいと揶揄され
          間伐のために切られた丸太が、市場に出されることなくそのまま山にゴロゴロ

          これでは先祖が浮かばれません(涙)

          そこで!鉛筆より重たいモノは持ったことがなかった(?)ジャルダン人Bですが・・

          買った方がラク、等と言ってないで、せめて運び安い場所の木だけも運び出して
          ご先祖に酬いたいものと、頑張りました

          傾斜のきつい斜面を、コロ、テコ、滑車・・思い付く限りの方法を駆使して
          やっとこさ道路まで一人で運び出しました




ちょっと危なかった!


 軽トラに載せる瞬間をカメラに収めようと
 有ろうことかマッタをかけてしまった瞬間
 縦にした丸太を支えて踏ん張っていたBの
 足下が揺らぎ、あわや!丸太の直撃

 間一髪を横に逃れて事なきを得ました
 山仕事は危険がいっぱいです
 甘く見たことを深く反省・・
 (でも・・叉とないシャッターチャンスを逃した
  残念)


ゴロゴロ丸太が角材に変身





 二本の丸太を無事に軽トラに乗せて皮を剥ぎ
 これから製材所に運びます






 丸太はゴロゴロしてるだけでは無用の長物

 こんなに立派な角材となって製材所から
 戻ってきました

 今まで、鹿よけの網で囲っただけだった入口に
 門を作る計画です

 この二本の自前の角材を
 門扉を取り付ける柱にしようと思います

 白木のままにしておきたいところですが
 長年もたせるためには
 防腐剤を塗るしかありません

 さて、首尾よく門ができるかどうか・・は
 
 つづく・・

いま、山の上は爆発!



 <ニゲラ>

 しばらく振りに山に登りましたら
 急に花が咲き始めて、あちこちで大爆発!

 ドッグローズの下は
 こぼれ種で増えたニゲラがギッシリ

 モジャモジャの髭に覆われたニゲラの花は
 いつ見ても不思議





      <ハニーサックル>
 

    ピンクのも黄色いのも、ハニーサックルは元気いっぱい
    パーゴラを頼りに、どんどん上を目指して上っていきます



初摘みの花




 薔薇、ニゲラ、ミント、ハニーサックル
 セージ カモミール

 今年もありがとう!



少しづつ庭らしく



 前回のブログでご紹介した
 栗の木で柵を作りました

 ルミノガーデンのメインに
 新しい場所を得て
 栗の木も本望?





 
  テーブル下の工事

  足元の草を気にしなくていいように、コンクリートの平板を敷いて
  周りにも木の輪切りや煉瓦を敷き詰めたので、テーブル周辺はずいぶんスッキリ

  少しづつ庭らしく・・
      


    


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気になる栗の木
2012年5月15日

 ジャルダン人Bはず〜っと気になっていました

 昨年の台風で崩れ残った崖の縁に
 不安定な形で枝分かれした二本の太い幹を
 伸ばしている栗の木

 今にも重力で地崩れを引き起こしそうで
 気が気でない様子

 慎重居士のB、お正月が明けてからこちら
 村の古老や製材所を営む親戚や
 果ては通りがかりの村の人に至るまで
 栗の木を切る危険性について尋ね回った結果

 皆さん一様に切ることには異論はないものの
 枝の傾斜がきついので切っている途中で
 反動で跳ね返りはせぬか、と口々に
 心配されます

 跳ね返ったとき、チェーンソーの直撃を受けるか
 又は木の切れ端が顔に飛んでくる恐れが






 
 梅雨を控えて、やっと切る決心をしたB

 まず、チェーンソーを直しに出しました
 顔を保護するフェイスガードも買いました
 
 もしかして切った反動で
 地崩れするかもしれないので
 体を確保する安全ロープも準備しました











 ・・というわけで
 意を決して問題の栗の木に挑んだわけですが
 跳ね返ってチェーンソーが飛んでくることもなく
 破片に直撃されることも、地滑りすることもなく
 意外にもすんなりとことが運び
 はみ出し栗の木は無事に着地しました

 ヤレヤレ





 手作りで進行中の庭「ルミノ」の
 長テーブルの下が草ぼうぼうになってくるのが
 前から気になっていました

 コンクリートの平板を貼ることにして
 周りのカーブに沿って、クダンの栗の木の
 輪切りを並べようと思い付きました

 栗の木は杉よりも目が詰まっていて
 どっしりと重みがあります

 防腐剤も塗りました








 一段掘り下げた地面に砂を敷いて
 グリーンとベージュの平板を敷き詰め
 砂をメジにして固定

 周りに栗の木の輪切りを並べて
 テーブル下テラス作りは進行中

 これなら足下の草を気にしないで
 ゆっくり休めるでしょう


これからが楽しみ






 咲きそうでなかなか咲かないギガンチューム
 (これって葱坊主と何処が違うの?)






 そろそろ黄色い花が咲きそうなレディースマントル

 葉の形が聖母マリアのマントに似ていることと
 女性特有の疾患に使われたことが
 この名前の由来とか

 学名アルケミラ・モリス(アラビア語の錬金術の意)は
 葉にたまる水滴に錬金術のような万能の力が
 あるとされたことに由来するとか






  









 この時期から6月始め頃まで
 芳香を届けてくれる、白薔薇クーベルト

 次々に咲くので、2日おきには採らないと!









 
   


  
  


    




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季節を染める
2012年5月8日





  「グリーンを染める」のは、葉緑素をたっぷり含んだ
  深緑のこの季節限定!

  オレガノ、ローズマリー、セントジョーンズワート・・
  ハーブの勢いはすさまじく
  日に日に緑の塊を広げています










  (←オレガノ)









  まず若葉染めするために
  炭酸カリウムを入れたぬるま湯で
  新ハーブの緑を抽出します











  煮出し液に、染め付き易いように
  予め処理を施しておいた(濃染処理)布を
  そっと潜らせて揺らすと、みるみるうちにグリーンに!








  染まった布はそっと洗って余分な色を洗い落として
  固着・発色させるために媒染液(今回は銅)に浸し
  そっと揺らします


  ローズマリーは少し抑え気味の落ち着いた緑
  オレガノは黄色がかった明るい緑
  試しに染めてみたワラビはなんと!予想に反して
  一番グリーンらしい緑に染まりました

  完成した作品は、仕上げの段階が残っているため
  まだご披露できませんが、いずれまた

  


今からが本番!
コンフリー



  コンフリーは、con firmaの訛った語で
  「骨を接合する」の意味があるようで
  このハーブで作った軟膏は打ち身、捻挫
  傷や骨折を治すとして
  中世のイギリスでもてはやされたそうです

  今日では、「緑の有機肥料」として広まっています

  たんぱく質を多く含むコンフリーの葉を
  葉が茶色になるまで水に浸して置き
  その水を液肥として植物にかけてやります


ストロベリーキャンドル





  名前の由来は語るまでもないでしょう

  イチゴのような、蝋燭の炎のような可愛らしい花が
  庭のあちこちに咲き出しました



ポーチドエッグ






  名前のごとく目玉焼きのようなこの花は
  水が切れると葉がダレダレになって
  地べたに這ってしまうのが難点ですが
  黄色と白の色合いがいかにも可憐

庭に住んでる(?)アニマルたち
山羊

 繁ってきたカモミールの
 陰にいるので
 時々ギョッとさせられます



ウサギ






  冬の間は枯れ果てていた湿地好きのミソハギ
  
  モーレツに茎を伸ばして来たので
  ウサギを忍ばせてみました



 







  笛を吹く不思議な雰囲気を持った猫は
  水場の番人



小鳥








  バードプールにしてみましたが・・たぶん灰皿













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水場工事
2012年4月23日


  手作り中のガーデン「ルミノ」の入り口付近は
  水捌けがきわめて悪く石ころばかりで
  ずっと悩みの種

  それならいっそ地面にコンクリートを張って
  いつも流れっぱなしの水を龜で受けて
  水場を作ってしまいましょう!ということで

  屏風のように二方に煉瓦を積んで
  扇形の洗い場にしようと、土を一段掘り下げて
  扇形に砂利を敷いて踏み固めるところから
  始めました








  煉瓦を四段積むことにしたので
  間に鉄筋を挟んで補強








  在庫整理で安く手に入れた古めかしい
  アンティーク煉瓦を四段積んで
  間にピンクとグリーンの硝子ブロックを
  嵌め込みました

  水が側溝に流れるように傾斜させた底面にも
  煉瓦ブリックを嵌め込んでなんとか完成!
  (なんだか遺跡みたいで・)







  Bの実家に転がっていた古い龜の出番です

  やっと若葉が出始めたツワブキと紫陽花が
  葉を繁らせてくれば
  もう少し水場らしくなろうかと・・
  寄せ集めの材料をくっ付けるのに
  ちょっと苦労しましたが
  取りあえず、いつでも手が洗える水場が出来て
  満足 満足


やっと春!





  フェンネルの枯れた葉を取ろうとして
  ふと下を見たら!

  玉ねぎ?
  フローレンスフェンネルの茎って
  こんなに太くなるの?







  今春初めての収穫

  フェンネル、タイム、オレガノ、ミント
  レモンバーム、チャービル、コリアンダー
  そして、アスパラガスとワラビも





 仰天!いつの間に・・(絶句)

 何か動物がいることは薄々気が付いていましたが
 この日初めて姿を現しました

 ノコノコ出てきて、作業する人間を
 じっと眺めています

 私(A)が、持てる限りの威厳を示して「威嚇」しても
 一向に逃げる様子もありません

 よくよく見ると首に緑のリボンを巻いています
 
 逃げないのも道理、どうやら誰かに飼われていた
 狸のようです

 人間が恋しくて出てきたと思うと可哀想なのですが
 どうしたものか?
 狸と同居するのはちょっと・・
 悩んでいます

    
               


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やっと・・
2012年4月10日


 歩みの遅い今年の春

 恐る恐るアタマを出した勇敢な先見隊が
 出るたびに霜に打たれて、ワラビもタラノメも
 なかなか出揃ってきません

 それでも2〜3日暖かい日が続いて
 篭いっぱいのワラビとタラノメが収穫できました

 去年より10日以上遅い初収穫です





 
           ワラビはゴマで和え  タラノメは味噌和えに
            「山の幸」に感謝していただきました


メンテナンス



 山のてっぺんを切り開いて作った「ジャルダン」も
 始めてからもう丸四年
 
 当初の木の杭は腐蝕してグラグラ
 これではいつ鹿や猪に入られても
 おかしくないほど

 尾根づたいに広がるジャルダンの外周の木の
 杭を金属製の杭に変えていこうと思います

 いまのところ、杭打ち担当はB一人
 今日だけで55本の杭を打ちました







 尾根の一番上に登ると、なかなかいい眺め
 (ナントカと煙りは高い所に?)












 (山の上で杭打ち作業するBを「激励に」
  登ってきたAが撮った写真)


芝生広場




 石ころと蔓延る草に
 ため息がでるような荒れ地でしたが
 土砂崩れで落ちてきた土を運び入れて
 芝生の広場にしました

 以前から植えられていた落葉樹(クヌギ?)の
 根っこに草花の種を蒔いてあるので
 もう少ししたら芝生と野の花の可憐な
 競演が見られるハズ・・(?)

ヒヤシンス





 ルミノ」も春が遅くて
 原種以外のチューリップもアネモネも
 なぜか早春に咲くはずのムスカリでさえ
 まだ咲き始めていませんが
 このヒヤシンスだけはボリュームのある花を
 長く咲かせてくれています


レンギョウ





 まだみんな枯れているように
 シ〜ンとしている早春

 下から眺めたときに、黄色い花で
 目を楽しませてくれたらいいなあと
 ジャルダンの入り口に並べた
 小さなレンギョウの苗が
 今年はそれなりに役目を果たしてくれています

 年々株が大きくなって
 黄色い海のようなレンギョウを見てみたい!!

    

                 



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春本番・・?
2012年3月27日

 今年の春はなんだかヘン
 ポカポカし出したと思えば、夜になって雪が舞ったり
 朝霜が降りていたり

 だけど、お天気のいい日はやっぱり
 確実にもう春の陽射し

 何度も手直しして塗り直すので
 各所で色が違う「パッチワーク・テラス」に
 作業台を持ち出して、種まきを始めました

 アンゼリカ ボリジ、アーティチョーク マダー、
 アルカネット、スイスチャード
 (あとは忘れましたが、たくさん♪)

 まだちょっと早いかもしれませんが
 今年は手製の温室があるから大丈夫

お客様を迎えて



 ジャルダン人Bの妹 Y子さんが
 はるばる東京から訪ねてくれる予定です

 洗い場と溝の向こうの小さなスペースに
 花壇を作ろうと、Bは張り切って煉瓦を
 貼り付けていきます

 お客様があると
 発展途上の「手作りの庭ルミノ」 も
 一段と作業が進みます!





 まだ木が小さい割にはたわわに花をつけている
 ミモザを、花壇の中心に植えました

 さて、周りはどうする?・・考え中
 (白や黄色や紫の春の草花で埋めるのは?)

 後日、お客様は穏やかな春雨の降る日に
 やってきました

 長靴とカッパ姿でルミノに立ち寄り
 ジャルダンに登り、水源にも分け入り
 山崩れの現場を目にし・・
 隈無くジャルダン・ビオの山を探索して
 帰っていきました

 今度はハーブの収穫を手伝うからね
 と頼もしい言葉を残して・・

 花摘み娘(?)一人get!

春の花たち






 
  シラーの花も茎がだいぶ伸びて
  存在を表し始めました







  赤い原種チューリップ

  白の原種チューリップ

 原種チューリップは小さくて地味だけど、群生させると早春の野の雰囲気を演出してくれるでしょう
 来年は期待できます









 地植えしたヒヤシンスは
 植え替えなしでそのままにしておくと
 翌年から少しずつ小さくなってしまうそうなので
 少し厄介です

 時期が来たら忘れないで掘り起こして
 植え替えることに(覚えてるかな?)


                      
    

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春に向かって
2012年3月17日


  陽射しが強くなるまでに、主な工事を
  終えてしまいたいので、ちょっと頑張りました

  作業するとき、水がジャンジャン流せる
  流し場がほしい!

  テラスより一段掘り下げて煉瓦で囲い
  土を混ぜて黄色っぽくしたモルタルを
  塗っていきました









  ボロボロになって、もう使えない一輪車の
  鉄の荷台のカーブが、モルタルを練るのに最適!








  カラー小石をカーブに嵌め込んで出来上がり

  側溝に水が流れ込むようにしたので
  ジャンジャン洗い物をしても大丈夫(・・のハズ)


側溝工事の仕上げ



  側溝に流れ込んだ水を、最終的には川に
  繋がる大きなパイプに流すために
  出口にブロックを組み合わせた溜め穴を作って
  側溝工事はこれで無事完成!

  20メートルの距離を、
  重たい側溝を一人で動かして
  しかも勾配を付けて
  曲がらないように設置するのは難工事

  頑張ったBに拍手!



窓枠モドキ



 
 Bの実家で
 何に使われていたのか定かではない
 朽ちかけた木の枠を見つけました

 チョコレート色とグレーの二色使いで
 ペンキを塗ったら、ちょっといい感じ







 小屋の黄色いトタンの壁に
 窓枠モドキに取り付けて
 真ん中にカウベルのような柔らかい音色の
 金色のベルをぶら下げてみました

 ボロい小屋も
 何やらメルヘンチックな雰囲気が(?)


やっと春?





 春?と思えば小雪が舞ったり、霜が降りたり・・で
 伸び悩んでいた球根たちが、やっと自信を持って
 頭を伸ばす季節が来たようです

 シラーも紫色の小さな花を咲かせました








  目を凝らさないと踏んづけそうだった
  原種チューリップも、もう大丈夫








  期待の花、ギガンチュームも
  随分成長しました

  5月頃には、まあるい葱坊主のような花を
  見せてくれることでしょう(楽しみです♪)


    
                 


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やっと水が来た!
2012年3月4日




  昨年の台風以来半年ぶりに
  崩れた土砂に埋もれた送水管を掘り出して
  やっと下の「ルミノ」に水を通しました

  水源の貯水槽も大変なことに!

  土砂や石をスコップで取り除いて










 やっと取水口に取り付けた緑色の網が
 見えてきました

  


進行中の工事ふたつ



  <側溝工事>

  畦シートで囲って
  一時しのぎの側溝にしていましたが
  やっぱりムリ

  あれこれ考えてみましたが
  既製の側溝を買うしかない!
  ということで、一個35キロの側溝32個を
  軽トラに三回に分けて運ぶことに

  水準器で高さを調節しながら
  16個を嵌め込みましたが
  工事はまだ半分

  道遠し・・





  <テラス工事>

  小屋の前の草ぼうぼうの湿地に
  蓋をしてしまえ、と煉瓦と谷で拾ってきた石で
  テラスを作り始めてもうすぐ1年

  水平も取らない
  大胆不敵な作り方で始めたので
  雨になるとあちこちに水溜まりが・・

  それなら、とテラスの縁に溝を掘ることに
  (苦肉の策デス)









  せめても美しく

  ガーデン用の色石に
  南仏マントンの海辺で拾ってきた
  想い出の小石を混ぜて貼り付けてみました

春の足音




  枯れ葉の間に蕗の薹を見つけました
  春の到来を強く感じます

  この写真はまだ寒波の襲う2月末に
  撮ったもので、今はもう葉っぱの先が
  開いてきました










  チューリップの芽もだいぶ伸びて
  緑の葉っぱが冬枯れの庭にひときわ鮮やか






  よく目を凝らさないと見逃しますが
  地植えにした原種チューリップも
  それなりに大きくなってきました

  改良された栽培種のチューリップは
  二年目からは花が小さくなるそうですが
  原種系は植えっぱなしで大丈夫
  ずぼらな人向き!









  葱坊主の親玉みたいな
  アリウム・ギガンチュームは
  「ルミノガーデン」期待の花です

  売れ残りを半額セールで買った球根を
  年が明けてから植えたのに得した気分です


      






完成!
2012年2月15日




 念願のミニ温室が完成!

 近所の製材所から格安で調達したのはいいけれど・・
 サイズも厚さもちょっと不揃い

 おまけに反り返っていたり・・で、悪戦苦闘すること2日
 白いペンキを塗るまでに








 中には百均で見付けた
 ビニールコーティングの網の棚を取り付けました

 百均はいつも心強いジャルダン人の味方! 









 



 下にキャスターを取り付けて移動できるようにしました
 








 完成!

 真ん中のドアを開けて出し入れします
 
 種まき開始の三月はもうすぐですが
 芽吹くにはまだまだ寒い早春の育苗に
 この温室はきっと役に立ってくれることでしょう








 もうすぐ春

 春になったら本当に生き返るのかしら
 と不安になるような冬枯れの庭ですが
 じっと目をこらして見てみると・・
 あった!あった!
 あちこちに埋めた原種チューリップの
 可愛い緑の芽!








 去年から咲き続けているクリスマス・ローズ

 花弁のように見えるのは萼で
 五つあるから「合格」の花なんだそうです(!)








 小さいけれど春一番に咲いてくれる
 愛らしいスノードロップ

 こんなイヤリングがあったら買ってしまいそうです
 







 冬でも綺麗なレースのような
 緑のチャービル

 刻んでオムレツに入れると
 フランス風の洒落た風味に

 葉が白っぽいのは
 土作りのために定期的に
 ヌカを撒いているので






 切り干し大根

 大根がたくさんとれたので
 切り干し、割り干しに

 切ったらあとは
 お日様におまかせ

 途中でちょっと味見
 大根は干すとこんなに
 甘くなるなんて!


    





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寒いです!
2012年1月30日


 朝起きてみたら
 こんなに雪が!

 山の上のハーブたちは
 どうやって過ごしているのか
 気になります









 久しぶりに山のハーブを見にジャルダンに登りましたら・・

 これがタイム?
 タイムもすっかり紅葉して冬ごもり中

 ミントもレモンバームも、
 あんなに我が物顔で広がっていた
 セントジョーンズワートでさえも
 赤茶色を帯びた冴えない色の葉を縮こまらせていました







  でも 冬でも元気なフェンネル!

  茎を切り取らないまま真冬を迎えた
  フローレンス・フェンネルは、まだ青々として
  太い根元は白々と美味しそうです

  茎をサラダやスープにするそうですが
  今ごろのフェンネルでも大丈夫でしょうか?








  アーティチョーク

  この万物が凍てつく極寒の季節にも
  アーティチョークはシルバーグリーンの大きな葉を広げて
  頼もしいかぎり!







 蝋梅

 普通の梅はまだつぼみにもなっていないこの季節ですが
 蝋梅はいま花盛り

 まだ若い木なので
 昨年まではチラホラしか咲きませんでしたが
 今年は目一杯花を咲かせてくれています





 ギョギョッ!!

 昨年末から、コンクリートとか砂利の道に沿って
 怪しい盛り土があちこちに現れて
 侵入者説、カラス説、もぐら説・・ケンケンガクガク
 
 諸説現れましたが、もぐらはコンクリートの下などを
 住みかとしていることや、「もぐら塚」という言葉があるくらい
 こんもりと盛り土を作ることなどから
 やはり土竜でしょう!ということに





 それで・・もぐら対策には効果絶大と聞く
 ペットボトルを利用した風車を作ることに

 でも・・これがなかなかむつかしい
 ペットボトルとワイヤーハンガーでだいたいの形は
 作れるのですが、どっかにひっかかってなかなか上手く
 回ってくれないのです(涙)

 羽の角度とか尾びれの付け方とか
 空気力学的なムツカシイ問題もあるようで・・

 もぐらは風車から出る音とか振動を嫌って逃げ出すとか
 捕獲は最終的な手段として、「平和的」な解決目指して
 風車作り、もう少し頑張ってみます



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初出動
2012年1月1日


  明けましておめでとうございます

  元旦から山に登りました
  木の値段が下がりに下がって
  とても人手を入れられなくなったので
  今はどの山も荒れています

  その上、代替わりをして不在山主も増えていますので
  その隙に乗じる境界破り!にも気を付けねばなりません






 主だった木の幹に
 白や赤のペンキで境界の印を付けておくのが習わし

 所有者の屋号も印しておきますが
 先祖が付けた我が家の印はいつの間にか削り取られて
 別の屋号が印されていました(もちろん厳重抗議!)

 現在木の値打ちは下がってはいても、木の成長だけを
 楽しみに耐えた先人たちの厳しい労働を思えば
 こんな卑劣な境界線破りを赦すわけにはまいりません!





 台風で倒れて立ち木を邪魔している木や
 杉の成長に害を及ぼして生えている雑木を切り倒しながら
 登って行くのは、まだまだ山には不馴れなジャルダン人には
 なかなか大仕事!

 




 頂上には電力会社の鉄塔が
 立っていて、
 周りの木は伐採されているので
 ポカポカと日溜まりが心地良く
 ホッと一息









 頂上付近の雑木林で見つけた柿の木には
 小振りながらもまだしっかり実がついていました