2010年


今年もウコンの季節
2010年12月21日

葉がすっかり枯れて、倒れかけているのもあったりして
もう堀りどき、と堀り上げてみました

今年も根茎はしっかり張って
うっかりちょん切ってしまった切り口から
鮮やかな黄色がこぼれて見えます

染め物にしたら
こんなに綺麗なウコン色になるのでしょうか?




さて、これからがたいへん!

水で綺麗に泥を落としたら
生姜に付いてるようなハカマを丁寧にこそげ落として
(この間立ちっぱなしの水仕事!)・・

それからスライサーでスライス





ファンヒーターの前で温風にさらすこと10時間あまり

こんなにきれいな黄色いウコン切片の出来上がり




切片をフードプロセッサーにかけて粉にするのもよし
切片のままお茶のポットに加えたり
カップにそのまま浮かべて風味を愉しむもよし

ウコンはお酒飲みのためだけでなく
健康維持の妙薬・・と私の個人的な感想です


クリスマス・フルーツケーキ


今年はフルーツケーキに挑戦したいと、秋に入った頃から
レーズンをラム酒に漬け込むやら(本当はレーズンは
一年間漬け込むんですって)、ナッツ類を買い込むやら

ベニシアさんのレシピは豪快で(?)細かい指示は
ほとんどなく私向き

バターは使わないでその代わりにサラダ油を使うのが
ちょっと心配でしたが、そのぶんヘルシー

クルミやアーモンドをどっさりいれます




11月の終わりから、ラップとアルミホイルに包んで
カンカンに入れて熟成させていたケーキ

(どーなってんのかナー 中身が気になって)

出来上がりにたっぷりブランデーを振りかけたので
酔っぱらいそうな・・

でも、なかなか芳醇な大人のケーキ(自画自賛)





 

                   







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父からのメッセージ
2010年12月9日

隠されていたメッセージその@

今まで身の丈程のぼうぼうのススキで隠されていた
林道の入口付近のサツキの列

そういえば、20年近くも前に父が植えていたと
教えてくれる人がありました




隠されていたメッセージパートA

ジャルダンに通じる林道からなにげなく下を眺めていて
発見!
木にぶら下がるナニやら丸くてボコボコした
黄色い物体・・!蜂の巣!?

(←写真中央です)





恐る恐る近付いてみると、両手の平で支えないと
持てないほどの大きさの、柑橘系とおぼしき果物

早速、モノをよく知る友人に写メールを送りましたら
即座に「鬼柚子」ではないかしら、と返事がきました

この鬼柚子の木も、作業小屋の裏に父が植えてから
誰にも気が付かれないでもう何年になるのでしょう?

2〜3年前までこの小屋で作業していた人に
聞いてみても知らないというからには
最近になって実がなりだしたのかもしれません

父が居なくなっても、その意志が熟成されて
湧き出てきたような・・

考え過ぎ?


鬼柚子ジャム



手前のミカンと大きさを比べてみてください





割ると夏蜜柑かザボンのような果肉が

灰汁が強いので重曹を入れて
何度もゆでこぽしながらジャムにしました

味は夏蜜柑のマーマレードと殆んど同じ




 柚子茶のようにホットなお茶にしてもなかなか



小春日和が続くので


ミカンの皮と、ポン酢を作ったあとの柚子の皮を
ベランダで干しました
皮だって捨てたらモッタイナイ


出窓マジック?


冬に入ったとはいえ、このポカポカ陽気
さすがに外は冷えますが、出窓ならまだ大丈夫(?)





左から、
カレンデュラのポット蒔き
タラのメのふかし栽培
ハーブ挿し芽(12月の挿し芽!)



     








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師走のジャルダン
2010年12月3日

 ミントも紅葉する?

今シーズン最後のミント水を作ろうと
 ミント畑を覗いてみたら・・
 さすがにミントはお仕舞いモード

 紅く色付いてる葉っぱもありました




 ウコンも紅葉

 これだけ葉っぱが黄色くなったら、そろそろ堀りどき





 薔薇だって紅葉

 ブラン・ドゥブル・ド・クーベルト

紅葉してたって、棘の鋭さは薔薇の中でも
ピカイチではないかしら?

根元に藁を敷いてやろうとして
傷だらけになってしまいました
モー!




タンジーは枯れたってまだ咲いています





 菊はほんのり桜色

ちょっと見ない間に、黄色だったはずの菊が!

まるで、この春伊豆で旧友たちと眺めた
河津桜みたいにほんのり桜色に




 今日の収穫物

 手前の篭の中には、今ごろでもみずみずしい
グリーンの葉っぱのゼラニュームとクリスマス・リース用に
ローリエの葉っぱが少し

大きな篭の中の棒っ切れのようなのは
伏せ込み用のタラの木




 
 地上に少し残してスパッと切ってしまったタラの木




 タラの木は15前後の節に
 別れていますので、節ごとに切って
 水で湿らせたおが屑に
 伏せ込みました

 果たしてタラの芽は、首尾良く
 芽吹いてくるでしょうか?

 一ヶ月後、タラの芽の天ぷらが
 いただけたか?については
 またご報告を

                  
  




早くも冬支度
2010年11月21日

秋色濃い山里を眼下にして




寒がりのレモンバーベナに囲いをしてやりました

中にはふかふかのワラを敷き詰めてやりました

こんな感じで、昨冬も厳しい山の冬を乗り越えましたから
今年もなんとか頑張ってくれると思います





ムム!侵入者発見!

上手に穴を掘って
サフランを根こそぎ食べられてしまいました

球根だけをしっかり食べて
茎の部分は散らかしていきました




猿の仕業?と思い、低い網で覆ってみましたが
それでもやられてしまいます

たぶんイタチか、ウサギ?

イタチなら臭い匂いに弱いと聞いて
木酢液を撒き、ナフタリンも散らしてみましたら
以後は出没しなくなりました
ヤレヤレ

山の畑の天敵は
鹿や猿やイノシシや熊(キャー!)・・だけではなく
小動物たちも・・

(少しはあげるから、ちょっとは遠慮してネ)





難を逃れたサフラン

一つの花についてる三本の雌しべ
これを溜めておいて乾かして、パエリア?サフラン石鹸?

素晴らしい香りは、離れた場所に居ても漂ってきます

ハーブを使って


<モイストポプリ>

簡単に言えば・・香りの良い生のハーブの塩漬け

生干しにしたオールドローズとサフランを塩に埋めて
上からブラウンシュガーひとつまみと
ブランデーを少しふりかけます

冷暗所に置いて2ヶ月熟成すれば
出来上がり!・・のハズ・・

楽しみです





<セージの天ぷら>

生のセージはかなり苦いですが
油で加熱すると、あら不思議
苦味は消えて、香ばしくてあとを引く美味しさ!

カリッとソテーして肉料理の付け合わせに

フリッターや天ぷらにすれば
お酒のおつまみにピッタリの一品に




<アーモンドボール>

バターと小麦粉、ベーキングパウダー
砂糖、卵を練った中に、
ローズマリーのみじん切りと砕いたアーモンドを
タップリ入れて丸め、オーブンで焼きました

仕上げに粉砂糖をふりました




  


       










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池に蓋?
2010年11月7日

世話をする人がいなくなってから池の水は抜いてあったので
池はただ、落っこちないように用心して歩かなければいけない
無用の長物となっていました

そうだ!池に盖をしてしまえ!

それで、製材所のランバさんに相談
この道五十年のランバさんはさすが!
四メートルに決められた原木から、ロスの出ないように
切り方を考えてくれて、覚悟していたよりウンと安く
材木を調えてくれました(感謝)

ホームセンターではこんなわけには・・
血の通ったコミュニケーションが成立するところが
産直の良いところですね

土台のブロックを六ヶ所に積んで
厚めの板を二本渡しました





床の板を並べたらウッドデッキらしく池のカーブに沿って
板の端を切るのが一番たいへんでした





防腐剤塗り
マスクにメガネと手袋の重装備で




全部塗って完成!





納屋で見付けた味噌墫!
逆さまにして盖をのせたら
こんなカンジに
掘り出し物でしょ?


菊 満開

いつの間にか秋も深まり
植物たちは皆店仕舞いしてしまった
ジャルダンですが
菊だけはあちこちで満開!
離れていても薫ってきます

株分けで広がったお茶用の菊ですが
元は10センチほどのポット苗でした





菊香るのどかなジャルダンですが
やっぱり熊が!
ポシェットに鈴




 篭にも鈴





笛にラジオ

熊を保護するナショナルトラスト運動が
この近くでも興っています

動物が安心して住める生態系を壊してきたのは
人間(政策?)の責任 ですが、この地で生活する人の
安全も護って頂ける目線で進めてほしいと切に願います

動物だけでなく人間も、先祖がずっと暮らして来たようには
この地で生活できなくなってきています

人間の問題が動物の問題なのです
動物と人間が共存して暮らせるように
一方に偏ることなく運動を進めて頂きたいと・・願います


          
          









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ピーター・ラビットの菜園めざして
2010年10月20日

猛暑のせいで野菜が高騰!

ハーブにも、堂々と野菜で通る種類がたくさんあります
アーティチョークやアスパラガスもハーブ図鑑に
載ってますからハーブなんでしょう

ジャルダンにも植えていて元気に育っているのですが
写真を撮ってないのでご覧頂けないのが残念!
今度ぜひ

これからの季節、葉っぱの野菜不足を補いたいので
ルッコラ(ロケット)とマーシュ(コーンサラダ)の種をまきました




植え替えを嫌うフローレンス・フェンネルも直まきしてみました

フローレンス・フェンネルは普通のフェンネルよりも
根元が肥大して大きくなるそうで、そのデッカイ根元を
お料理に使うのだそうです

元肥として牛フンと草木灰をしっかり入れてやりましたから
どんなにデッカクなるのか、楽しみです





野菜ではありませんが、家で挿していたラベンダーと
ジャスミン、ローズマリーが根を出して
しっかりした苗に育ちましたので、苗床に植え付けました

秋の花たち


この花はな〜に?

ラベンダーの足元にひっそりと咲いていました
ランのような、ユリのような・・?





昨年は全然花を見せてくれなかったウコンが
今年は二本だけ、こんなゴージャスな花を魅せてくれました

蘭の香りのようなコッテリした香りが一瞬しましたが
すくに消えてしまいました
山野草の蘭の種類の香りのように、離れたところにいると
風に漂って薫ってくるような花なのかもしれません


花盛りのローズマリーとウコンの花

今あちこちに植わってるローズマリーが
可憐な花を咲かせています

ハンガリー水には、薬効に優れているこの花盛りの頃の
ローズマリーを浸けると良いとか

ウコンは近所の達人のおばあちゃんに
花は早く採ってしまわないと株のためにならないよ、と
教えて頂いたので切り取ってお風呂に入れました

南国のリゾートのお風呂みたいでした
ゴクラク、ゴクラク





 さっそく薔薇やペパーミントと一緒にウオッカに浸けました

夏からこちら、ハンガリー水を水浴びするように
タップリつけている私、肌の調子良好です

第一経済的!


秋の味覚

近所のクレソンさんから今ごろになるといつも
アケビと栗が篭いっぱい届けられます

それにしてもこのアケビ
種はなんとかならないものでしょうか?(種なしアケビとか?)








  



             
                 










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やっと来た・来た・秋
2010年9月29日

うんざりするほど長かった夏、人間が嘆いている間にも
植物たちは季節の準備をしていたみたいです

ヤロウやタンジーなんかの遅くまで咲いていた夏の花たちも
いつの間にやらさっさと店仕舞いして

今咲いているのはメキシカン・ブッシュセージ






年中咲いてくれる元気なチェリー・セージ





一季咲きが多いオールドローズにしては
思い出したようにして何度も咲き出す
深紅のフランシス・デュプルイ

うっかり傍に植えてしまったウコンの陰に
咲くことになってしまいました




サラダバーネットは寒さに強くて
冬場のグリーン野菜の補給には最適

それにこぼれ種でよくふえて楽チンと聞いて
種から育ててみました

摘み取ると胡瓜のような爽やかな香りが立ち上ります





うっかり囲いの中に植えてしまったタラの木が
モーレツな勢いで伸びてきました

地下茎を伸ばして増えるタラは
周辺の思いがけない場所に芽を出して育ってしまいます
このままでは早晩タラの木だらけに

寒くなるのを待って柵の外に出さねばなりません

マイブーム

チンキと聞いて外用薬を思い浮かべる方も?
ヨーチン、アカチンはその昔どこの家の薬箱にも
ありましたものね

ハーブをウオッカや焼酎に浸けてハーブの成分を抽出
させたものがチンキ(7/20のブログにもあります)
ハーブティーに溶け出すのはハーブの水溶成分だけですが
チンキにはハーブの脂溶性の成分も溶け出しています

それなら!手っ取り早く緑茶や紅茶やコーヒーにだって
薬効のかたまり、チンキを垂らせば効果満点じゃないの?
そういうわけで、夏バテ解消のためのマイブームはチンキ

特にエキナセアは、免疫力アップに効果があるとして
最近注目を集めているハーブ
疲れを感じた時に飲むようにしています
煎じないといけないドクダミは、チンキにすれば
手軽なので頻繁に飲んでます

・・が、少量と言えどもチンキはアルコール度数が
40%以上のウオッカに浸けたもの
飲み過ぎないことと、運転する前には控えて頂くように
お気をつけて
                     


            



                            

夏の終わりに
2010年8月30日

今夏のこの猛暑!皆さま如何お過ごしでしたか?

ジャルダンの植物たちの様子をみると、
酷暑の夏もどうやら終息に向っているようです
夏の太陽を連日浴びてすっかり木質化しているバジルは
なかなか存在感のある花を咲かせています




トウガたってしまったバジルは思いきって引っこ抜き
跡地にサフランを植えることにしました

サフランは九月に球根を植え付けるともう11月末には
花を咲かせてくれるはずです

さ〜て、このバジルの小山・・
枝からムシって乾燥カゴに入れてぶら下げて・・
バジルのお風呂に何回入れるでしょう?





夏の間中、採っても採っても絶え間なく咲いていた
ダイアーズカモミール、ヤロウ、タンジー、ベルガモットに
代わって、千日紅とアニスヒソップ、チェリーセージが
秋に向かうジャルダンを彩ってくれています

ジャルダン人たちのジミ〜なお仕事


発展途上のジャルダンの整備には、なかなか過酷な
仕事がいっぱい!

梅雨末期の集中豪雨で、6月に直したはずの道路に
大きな亀裂が!
車のタイヤがはまってしまうような深い穴に砂利を詰めて
上からセメントを塗りました

また台風もやってくるでしょうし・・焼け石に水かもしれませんが・・


ここで、お知恵をぜひ


ジャルダンには乗り越えなくてはいけない問題が山積み

道路工事に加えて鹿とか猿とかの害獣対策
それに今ある健脚ジャルダンから奥に広がる「車横付け
ジャルダン」構想の実現を阻むいろんなこと

都会人に(心身に疲れを感じていらっしゃる方も
そうでない方も)豊かな山村の自然と
スローな生活を味わって頂き
「それぞれの方の居場所のようなハーブ園」をと
願って始めたジャルダンです

その実現のために多くの方々のご意見を頂戴したいと
アンケートでお訊ねすることを思い立ちました

次回のブログでぜひ
よろしくお願いいたします    


  








ハーブで香を薫く?
2010年8月19日

火鉢やらストーブやらの部品を
廃物利用した囲いの中に炭を熾こして
ローズマリーとラベンダーをくべてみました

どんなにいい香りがするかと期待しましたが・・




う〜ん・・イマイチ・・
火にくべてしまうと、香り成分も燃えてしまうのでしょうか?

ほうじ茶を作るときのように、火の上に焙烙か鉄板でも
置いて、炙るといいのかもしれません
これは宿題です


バジル バジル バジル


紫のバジルを酢に浸けて
バジルビネガーを作ってみました

こんなに綺麗なワイン色に




これはニンニク、唐辛子、粒胡椒も入れて、
オイルに浸けたものです






前のブログにも載せましたが
紫のダークオパールバジルの神秘的な青いお茶!





最後にご存知ジェノバソースを作りました
これで気分はすっかりイタ〜リアン・・







  

                          








バジルと紫蘇の飲み物
2010年8月10日

今年は春が遅かったせいで、バジルの発芽もゆっくりで
ヤキモキしましたが、真夏のバジルたちは今が超元気

これはシナモンバジル。タイバジルともいいますが、
シナモンに似た香りが離れていても漂ってきます
一般的なスウィートバジルより、葉が薄くシャープな形を
しています




ダークオパールバジル

日本の赤紫蘇みたいです
香りはクローブに似ているといわれます

別の場所に、お料理には一番使いやすい
スウィートバジルの畑も作りましたが、
種をまく時期が早すぎて、発芽がイマイチだったので、
沢山はありません

バジルはよほど暖かさが安定した時期に撒かないと、
発芽してくれないみたいです





バジルのお茶

ダークオパールバジルと青いバジルをミックスして、
お茶を淹れてみましたら・・




なんとこんなに青いお茶になりました

長くおきすぎると、バジルの青臭さが出てしまいます
量も時間もあっさり目に淹れると、
『元気の出る』夏のお茶として知られるバジルティーが
楽しめます

ハチミツを垂らして飲むのも





紫蘇ジュース

青紫蘇と赤紫蘇を2対1にミックスさせて(ここでは、
青紫蘇200グラムに赤紫蘇100グラム)水(2リットル)を
入れて中火で10分煮ます

クエン酸25グラム(代わりにレモン一個を絞って)を
入れると、あ〜らきれい!
茶色っぽかった液が、こんなに綺麗なワイン色に

ワイン色の液体を濾してから鍋に戻し、
砂糖(一キログラム)を入れて、アクを取りながら、
一煮立ちさせたところで火を止めます

煮沸してよく乾かした瓶に詰めて、
冷暗所で保存してください




グラスに入れて、少し梅酒を垂らすと、
洒落た食前酒、といっても通りそう!
ゼリーや寒天で固めてもいいと思います

普通は、水やソーダで5〜6倍に割って、
ジュースとしていただきます
ヨーグルトやミルクにいれても





紫蘇は、軽い胃腸の不調や風邪の引き始めに
効果があると聞いていますが、その他に、鉄分やビタミン
を豊富に含んでいるので、鉄分不足でおこりがちな
女性の貧血、不眠に効果があるといわれます

また、紫蘇に含まれるαリノレン酸は、体内で
アレルギー物質の増加を抑える働きがあるとか!
毎年、花粉症に悩まされているジャルダン人を
救ってくれる強い味方になるかもしれません





  

        








真夏の石鹸作りました
2010年7月31日

ゴロゴロしていると・・
猫の手代わりにかき回し隊にかり出されます

ボールの中で、苛性ソーダと油が猛烈に反応している
20分間が勝負!


(←ヒマな人をフル稼働)




6月20日のブログで紹介した浸け込み油を使ったら、
スゴく良い色と香りに仕上がりました

←薔薇はこってりとリッチなレアチーズケーキ


←ローズマリーはディープな翡翠色 
  まるで抹茶羊羹

カレンデュラはジューシーなオレンジケーキ
   ↓







 ジャスミンは夜咲いて、濃厚に香ります




乾かすと香りが残りませんので、
生花をウォッカと日本酒に各々浸けてみましたら、
甘い香りがムンムン




(←ウォッカに浸けたものです)





どういうわけか、
日本酒に浸けた方の花は赤っぽく色が変わってきました
(ウォッカの方は白いままです)


この日本酒浸けジャスミンのアルコールを飛ばして、
日本酒ジャスミン石鹸も作りました
       ↓




他に繊細なお肌用にカモミールとドクダミの石鹸を
たくさん作りましたのでご安心!



(←カモミールのオリーブ石鹸です)




以上の「真夏の石鹸」は九月末には熟成を終えます






ベルガモット

前に、ベルガモットは待っていれば
二階建てになるのでしょうか?と申しました

が、待っていたら、なんと!三階建てになりました






  

        






生?ドライ?
2010年7月25日


 やっぱり摘みたての生のお花の美しさには
 かないませんが・・






(←生の花です)




枯れた花にも、生の花にはない、それこそ枯れた
味わいが・・
これ以上色も形も変わらないという安心感もありますし

ボロボロ散らばるのが難点ですが・・





 発泡スチロールの箱の底に少しシリカゲールを
 敷いた上に、水気を拭き取った生のお花を並べます

 シリカゲールが足りなくて、お花が上に顔を出して
 しまいましたが、大丈夫、1週間もたたないうちに
 ドライになります

 自然乾燥に比べて、赤も紫もピンクも、
 鮮やかに仕上がります

 




 

 (←1週間弱漬け込んで蓋を開けたところです)
 

 使い終ったシリカゲールは、電子レンジを小まめに
 切りながらかきまぜ、青い色に戻ればまた使用できます





 夏の朝は、朝御飯もそこそこに六時ごろから
 作業を始めないと、すぐにギラギラのお日様に
 追い立てられます

 タンジーの花が入ってる篭の周りには、
 緑の葉っぱがみずみずしいレモンの若木、
 もう花の穂が延びきったクラリセージ、
 刈り込む前のこんもり丸いコモンセージが

 いま摘んでいるのはタイム
 コモンタイムやレモンタイム、ゴールデン・レモンタイム
 クリーピングタイム・・
 タイムの種類もいろいろ

 




とれとれのお花たち

赤、黄、ピンクのヤロウ、ラベンダー、フェンネル
チェリーセージ、ベルガモット、アルカネット・・・







  
      







浸け浸け大作戦その後
2010年7月20日
 
 <ハンガリーウォーター>

ローズマリーとバラ、ミント、レモンピールをウォッカに
浸けて1ヶ月、神秘的なグリーンのハンガリーウォーター
が出来上がりました

二の腕に施したパッチテストではOKでしたが、
今のところは、普段使っている化粧水をスプレー容器に
小分けにして、その中に少量入れて(濃度は5%くらい
がよいとブログに書いている方がありました)、顔や首に
スプレーして使っています

汗をかいて石鹸で顔を洗う度に、シュッシュッとふりかけて、それでおしまい 楽チンです

テスターをお渡しして、モニターをお願いしているお友達(ハンガリー水元祖の女王さま志望の?)の反応が
楽しみです




 




 原液はスポイド付き遮光瓶に小分けに



いろいろ浸けたチンキたちのその後
<タイムチンキ>

タイムは抗菌作用があるとされるハーブ
虫に刺されたあとでつけると、痒みが治まってアトが
残らないと聞いて、精製水で10倍程度に薄めたものを
持ち歩いています

ジャルダンで仕事をしていると、小さな虫が顔の周りを
飛び回って、目の上や鼻の頭を狙ってきます
刺されるとヤケに痛くて、腫れるし、刺された痕が残るし
この上なく不快

そこで、刺されたあとこのタイムチンキをスプレーすると
痒みも痛みもさほどでない気がしています
タイムに含まれる芳香成分のチモール(Thymol)が
その正体のようです


<カレンデュラチンキ>

皮膚の修復作用があるとされるカレンデュラ
擦り傷、切り傷、たこ、魚の目・・に効果ありとか
お医者さんに行くまでもないようなときには試してみる
価値ありです(もちろん重症の場合はお医者さんに)



<ラベンダーチンキ>

虫除け効果のあるラベンダー
精製水で10倍に薄めたものをスプレー容器に入れて
これもまた虫除け効果のあるシトノレラとペパーミントの
精油を垂らしてよく混ぜて溶かします

精油の濃度が高いほど虫除け効果も高いですが
肌への負担が大きいので、『精油の濃度は1%以下に』

ラベンダーチンキ5ミリ+精製水50ミリで55ミリの溶液を
作る場合は、シトノレラやユーカリレモン、ペパーミント等
の虫除け効果のある精油は合計10滴までとします
(精油一滴は0・05ミリ程度です)

ただ、揮発しやすく、効果が長続きしないのが難点
そこで、顔から遠い場所は市販の虫除けスプレー、
首から上にはこのラベンダーチンキを頻繁に
スプレーすることにしています





<薔薇チンキ>

薔薇には素晴らしい収斂作用と保湿作用があると
いわれます・・ということで張り切って浸けてみましたが
既にハンガリー水には薔薇をたっぷり入れましたから
どうしましょう?

飲用チンキとして、紅茶に入れてみることに
紅茶にブランデーがいいなら、ウォッカに浸けた
ローズウォーターもいいはず

カップ一杯の紅茶にほんの3〜4滴で、ほのかなローズ
の香りのするティーにグレードアップしました

ただ、ウォッカはきついので、入れすぎに注意しないと
酔っぱらってしまいそうです



<エキナセアチンキ>

これはメディカルハーブ講座の課題で作りました
エキナセアは、免疫力をアップさせるハーブとして
つとに有名

カップ一杯のお茶に1CCくらいを垂らして飲みます
前述のローズも同じですが
アルコールが気になる向きは、必要量だけ小分けにして
湯煎にかけてアルコールを飛ばすといいようです

ちょっと疲れたときとか、風邪の初期に飲むとよいと
先生に教わりました




  

     








挿し木                                             2010年7月11日
レモン

 剪定をした後、レモンの枝を挿し木しました
 イギリス人の園芸家がテレビでやっていた
 ストックバックを使う方法を真似してみました

 ポットに詰めた鹿沼土にたっぷり水をやって
 水切りしたレモンの木を挿したら、
 葉が袋にくっつかないように
 四隅に割り箸のつっかい棒をして
 ジッパーをピッチリ閉めます




 

 後は日陰に置いておくだけ

 



レモンバーベナ

 いつもは普通の土に挿す方法でやっているのですが
 どういうわけか失敗してばかりのレモンバーベナ

 このストックバックのミニ温室挿し木、
 果たして結果は!
 後日ご報告いたします


お宝の木

 ジャルダンの登り口にあって邪魔なので
 何度か切られそうになっていた名前も分からなかった
 一本の木
 葉だけでなく幹もグリーン

 何やら疎かにしてはいけないような雰囲気を
 漂わせてはいました

 村の古老に訊いてみたら、楠木と分かりました
 以来扱いは丁重に

 今では防虫ハーブには欠かせない材料です
 葉を揉むと樟脳のスッキリした香りが
 身体に(特にアタマに!)染み込むよう

 なんで虫はこの香りが苦手なの?



下から見ると

 写真がボヤけていますが・・

 下の方の枝を採ってしまって、どうしましょう
 上の枝には手が届かなくなってしまいました






  

       








梅雨空の下でも
2010年7月4日

このところのムシムシ陽気に、人間は青色吐息でも
ハーブたちはこんなに生命力旺盛!

ラベンダー
やっとイングリッシュ系が咲き揃ってきました
今まで市販のドライラベンダーの香りは
ワザとらしい気がして、きっと香料が添加されているに
違いないと思っていましたが、
正真正銘これがラベンダーの香り!

まだ寒い頃から咲いてくれていたフレンチ系は
香りの点ではイマイチでしたから
これからが石鹸やハーバルバス作りのベストシーズンに
なりそうです


赤いヤロウ

 一足先に咲いたイエローヤロウに続いて
 ローズ花も咲き始めました
 ヤロウの生葉を揉んで傷口にあてると
 止血に効果があるとか



ヒソップ

 紫色の穂状の花が可憐なのですが
 干すと色が目立たなくなってしまいます
 それで今年はシリカゲールに浸けてみました
 結果は後日ブログでご紹介致します


赤いベルガモット

 松明(タイマツ)花と言われるだけあって
 インパクトのある不思議な形をしています
 一つの花の上に後でもうひとつ、
 花が開くことがあります
 採らずに待っていれば全部二階建てになるのか?
 今のところ不明です



白い(淡いピンク)ベルガモット

 これはもっと不思議な形をしています
 白いのは二階建ての率が高いような気がします

 ビーバームとかモナルダとも言いますが
 香水の原料になる柑橘類、ベルガモットオレンジに
 似た芳香があるので、ベルガモットと呼ばれます

 北米の先住民が飲んでいると言うこの葉のティーは
 少しピリッとしてスッキリ味だとか
 一度淹れてみたいと思います


ダイヤーズカモミール

 またまた登場!あんまり元気なので。

 かれこれ一か月咲いていますが
 まだまだこの通り元気旺盛!
 咲き始めの頃より、花も一回り大きくなっています



水だしハーブティー

 ハーブも水だしが出来ると、月に一度通っている
 ハーブ講座の先生に教わりました

 さっそく・・
 カモミールとレモンバーベナで水だししてみました
 以前にご紹介した炭も入れて
 水道水をガバガバ入れました




 六時間後はこの通り
 ハーブのエキスたっぷり!






 ちょっと和風ですが・・










  



          
           




                   
                 

                                     






浸けるの大好き パート2
2010年6月20日

 アルコールに浸けると、ハーブの脂溶性成分も
 水溶性成分も抽出できるといわれます・・
 
 で、96%ウォッカにローズマリー、薔薇、ミント、
 オレンジピールを浸け込んで1か月・・
 ハンガリー水に挑戦中です

 ハンガリー水は知る人ぞ知る(知らない人は知らない
 と思うけど・・)77歳にしてポーランド王から求婚され
 ちゃったという、ハンガリーの女王さまが使っていたと
 いわれるミステリアスな美顔水

 一日に一度は瓶を振って香りを嗅ぎ、成熟の度合い
 を確かめています(まるで魔女の秘薬)

 さて、さて、96%の火のつきそうなウォッカ、
 モロにつけて肌は大丈夫なものか一抹の不安が・・
 (フタを開けたときに気化してわき上がってくるのを
 何度かつけてみましたが、大丈夫みたいです)






他にこんなハーブもウォッカ浸け

 
 右から薔薇、ラベンダー、カレンデュラ、タイム 


エキナセア

 免疫力を高めるハーブとして、近年注目の
 エキナセア

 体調が優れないとき、お茶に垂らして飲むと
 元気が出るとか

 ハーブをアルコールに浸けて有効成分を抽出させる
 「チンキ」は外用、内用の両方に用いられます



おなじみ、オリーブオイルに

 いっぱい咲いてくれた純白の薔薇クーベルトは
 干すと色がちょっと・・こんなハズでは・・

 そこでオリーブオイルにたっぷり浸け込んでみました

 深紅の薔薇フランシス・デュブレイも少し入れて
 色付けに

 この浸出油で作ったら、きっと最強のローズ石鹸に
 仕上がるはず!


二度浸け中

 左の写真はカレンデュラ
 下の写真はローズマリーのオイル浸け

 二つとも二度浸け中

 翡翠色のローズマリーオイルと
 太陽の黄色カレンデュラオイル
 
 二つとも薬効たっぷりなので、石鹸の他に
 軟膏も作ってみるつもりです

 
 





 




 ←ローズマリーオイル


ラベンダービネガー

 前にもご紹介したラベンダービネガー

 梅雨時のいま大変重宝しているので再登場

 ラベンダーの花びらをお酢に二週間浸けておくだけ、
 超かんたん!

 三倍位に薄めて、冷蔵庫内やトイレ、洗面所、
 浴室などで吹き付けて磨きます

 ガラス磨きにも、お洗濯の仕上げリンスにも
 いいみたいです


  


         







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2つ目の・・
2010年6月13日

 あまりに照りつける太陽に恐れをなして
 第二御休み処を作りました

 一つ目のパラソルから、鹿避け囲い区画を
 一つ挟んだ上に出来ました


埋もれていた・・

 お宝発見!

 ランバさんの製材所のトラック置場の壁に
 無造作に立て掛けられていた年代モノの角材!

 持ち主もとっくに忘れていたと言うのを
 チャッカリ貰ってきて、切り株と切り株の間に置いたら
 こんなベンチに

 四本並べたので、寝転んでもいい広さの
 丈夫なベンチになりましたが
 山の下から運び上げるのが・・!!

 宝の山!ランバさんの製材工場に謝、謝!
 (でも本人は気が付いてないみたい)



見渡せば・・

 眼下にはゆったり流れる清流と山里

 前回のブログで、ジャルダンが健脚向きと
 お伝えしたのがお分かりいただけるかと

 (前回のブログでご紹介した道は、このジャルダンの
 下を回り込んで、山深く奥へと続いています)



ダイヤーズカモミール

 今はこんな花たちが・・・

 ジャーマン、ローマンが盛りを過ぎた後
 今が最盛期


アルカネット

 四月からずっと咲いている健康優良児

 乾燥させた根を油やアルコールに浸けると
 赤色系の染料が取れるとか


イエローヤロウ

 止血には葉を、鎮咳、去痰には花を
 蒸気で吸入するといいそうです

 ヤロウにはイエローの他に白いコモンヤロウや
 ピンクやローズなどが



クラリーセージ

 濃厚な香りは遠くからでも感じるほど
 お風呂に入れると、気分だけも女王さま?








 


          







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ジャルダンの現実も少し・・
2010年6月1日

ジャルダンから奥へは、先代が拓いた林道
が通っていますが、諸事情(長引く林業不振とか)によりこ〜んなカンジに

大雨が降るたびに穴ぼこだらけ

ジャルダン人たちが一輪車で細々と穴埋め
してたのですが、焼石に水




 そこで!意を決して道を直すことに!

 2トントラックとプロのオジサンたちの
 威力はすごい




 


  さすが!動きに無駄がない!
  道がどんどん真っ平らに




 雨水が道路の上を走らないように
 その辺に生えている丸太を切って
 水抜きの溝を作って頂きました




 砂利を敷いたら、落ち着かせるために
 機械でポコポコに叩いてくれてるオジサン

 一輪車一本槍の私たちとは違うわぁ〜
 ヤッパ



 完成!
 もうパンクなんか怖くない
 ばんざ〜い!
 
 現在のジャルダンは健脚向きなので
 足腰に難アル方にはお薦め出来ません・・
 
 で、車横付けジャルダンを!
 がわたくしジャルダン人Aの夢(妄想?)
 なんです
 何はともあれ、夢に続いてくれる道に
 なりますように
         


  







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シーズン本番!
  コモンセージ                                        2010年5月22日

 ボック、チェリー、クラリー・・種類が多いセージですが
 その中でも代表的なのがこのセージ

 去年は花が咲かなかったので、水はけの良い場所に
 植え替えてやりましたら、今年はこんなカンジに

 抗酸化、抗菌作用があるので、葉のティーは
 喉の痛みや口内炎のときのうがい薬に利用されます



 カモミール

 今年はいつまでも寒くて出遅れ気味だったのが
 やっと咲き揃ってきました
 一つ一つ花だけを摘み取るのはなかなか手間が
 かかります

 抗炎症、鎮静作用、といえばカモミール
 おやすみ前のお茶に
 
 消化を助けるレモンバーベナとブレンドすれば
 気分はよりリラックス
 
 反対にすっきり目覚めたければローズマリーや
 ペパーミントとブレンドがおすすめです
 (注:妊娠中の方はお控え目に)



 ニゲラ

 去年のニゲラとちょっと違うので本で調べてみましたら
 去年のは近縁種のクロタネソウだったようです
 これも不思議な種ができるのかなー?


      ↓ 去年のニゲラです

      


 グリーンのハーブいろいろ

 ミント、タイム、レモンバーベナ、コモンセージ
 そしてそろそろ店仕舞いのワラビ
 
 ザルの中はカモミール



吊りカゴだらけ

 座敷を占領している吊りかごブラブラ

 田舎の家特有の田の字型の間取りは便利
 襖を開け放せば、風がスースー吹き渡りますから


初摘みカモミール

 今年のカモミールが乾し上がりました

 乾燥花にはカマズレンという抗炎症成分が
 含まれているとかで、お風呂に入れると
 肌荒れを抑えてくれるんですって


カモミールティー

 さっそく初摘みのカモミールでミルクティーを
 淹れてみました

 ミントシロップで甘くしてみました



    
        ↓ ミントシロップは
          前回のブログに載せました

       

               


             

                                     



ミントシロップ
2010年5月11日

ベニシアさんのレシピを参考に
 ミントシロップを作ってみました

 生のミントを2つかみ程と8カップの水を鍋に入れ
 中火で30分煮ます






 ミントを濾した煮汁に白砂糖を6カップ加えて
 少しトロミが出るまでに煮詰めると
 こんな風に出来上がり!






 炭を入れて冷やしておくと、水道水でも生でゴクゴク






 ミント水の原液を冷水(ソーダー水でも)で割れば
 気分はアラビアン
 レモンも浮かべてみました








     







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ラベンダービネガー
2010年5月11日

これもベニシアさんレシピをアレンジ

 ラベンダーの花をお酢に浸けて2週間
 こ〜んなに綺麗なピンク!

 




 酢の匂いが気にならない程度に水で薄めて
 容器につめて、キッチン、トイレ、浴室・・いろんな場所
 においてあります
 
 ラベンダーの良い香りがするので、お酢の匂いも
 気になりません(気になる方もあるかもですが・・)
 
流し周りや冷蔵庫の中、トイレにシュッシュッ
 新聞紙に拭き掛けてガラス磨きにも



  




        







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浸けるの大好き!
2010年5月10日

 ローズマリーをぎっしり詰め込んで、2週間したら
 新しいのと替えてまた2週間、翡翠色のローズマリー
 オイルが出来上がります
 
 若さを保つといわれるローズマリーのエキスたっぷりの
 石鹸やクリームを作りましょう!




 これはカレンデュラ

 カレンデュラはその昔、傷薬に使われたほど,
傷や火傷の修復作用に優れているとか
 放っておく手はありません





  
          
         







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白い薔薇 ブラン・ダブル・デ・クーベルト
2010年5月9日

去年はヤマイに取りつかれて
散々だったクーベルト
手厚い(!)手当てのかいあって
 こんなに綺麗に咲きました

 鋭い棘で固く身を守りながら
(うっかり近寄ると怪我をするほど
スゴイ!)次から次へと咲いて
くれます




 一本の木から毎日トレイにいっぱい!
 これをウォッカに浸けこんで(浸けるの大好き!)
 薔薇水を作りましょう
 ローズマリーと合わせれば、70歳で求婚されたほど
 美しかったハンガリーの女王様が使っていたと言う
 ハンガリー水を今年は作れそうです

おまけ


 ミントと今が盛りのラベンダーもトレイにいっぱい







  


         









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2010年5月4日

 完成した縁台で、干したローズマリーと
 カレンデュラを仕上げ中

 散らばるのを気にしないで済むのが何より
 
 韓国ドラマではこの上で作業したり、昼寝したり、
 もうちょっと広ければ酒盛りなんかするんですよね〜

ぬりぬり大作戦


 
 素焼きのポットにどんどん色を塗って

 




 口元にカモミールの絵を描きました

こんなものにも・・


 
 もう止まりません!
 縁台の足に入れた筋交い棒の三角の切れ端にも
 塗りました

 滑り止めラバーを貼ってドアストッパー?
 



 ついでにこんなものにも・・

 納屋に転がっていた錆びた一斗缶に色を塗って、




 ジャルダンビオのロゴとミモザやゼラニウム、
 カレンデュラの絵を



 ジャルダンの切り株にかぶせました

 いらっしゃいませ!
 ジャルダンビオはここです






  


         







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日中はもう初夏!
2010年5月3日

 あやめみたいだけど・・
 匂いイリスが咲きました

 この根はポプリの香りを長持ちさせる
 保留剤、オリスルートになりますが、
 乾燥してから2〜3年経たないと香りが
 良くならないそうで、気のなが〜いお話




 ボリジはいつでも元気満々
 盛んに蜂たちを集めています





 チェリーセージもほとんど一年中頑張ってくれます
 香りは抜群!




 アルカネットは可憐そのもの
 根を乾燥させてから油やアルコールにまぜると
 赤い染料ができるとか・・



 (写真でははっきり分かりませんが
  紫色の小さな花が咲いています)






 ハーブのシーズンの幕開け!
 採って、乾かして・・また採って







  
         


     




                                       
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古いオンボロ座卓のリフォームを始めましたが・・
2010年4月30日

 こ〜んなカンジの座卓に




 スチールの足を付けて、座卓に戸外用の
 ペンキを塗りました





 はりきってタイルを貼り付けようと
 並べてみましたが・・


 ペコペコ合板がスチールの足の重みに耐えかね、
 メリメリ・・あれ〜!





 で、タイルはあきらめて絵を描くことに



 (とりあえず別の机の上に乗せています)





 取り外し自在の、木の枠の足を作りました
 座卓がはめ込めるように枠を付けて
 




 ズレ防止に筋交いをしっかり固定し・・




 
 防水、防腐用塗料を塗って完成!




 ジャルダンにあるハーブの絵を描いています
 
 ボリジ?





 ナスタチューム




 ゼラニウム








  





         






今シーズンの幕開けです
2010年4月12日

 出始めのドクダミは縁が紫色をして
 艶々と美味しそう!




 働き者のカレンデュラは
 まだ寒かった3月末にもうこんな調子



早速今シーズン初めての生葉のお茶を淹れてみました

<ボリジとクラリーセージの葉とレモンタイム>      <ボリジの花盛り>



 
 こちらはミントとドクダミのお茶です


 もうひとつ 疲れた時のお茶に(ベネシアさんレシピ)
 梅干しを火であぶります

 レモンタイム、ボリジの葉っぱ、そして焼き梅干しを鍋で3分ほど
 中火でグラグラさせてからカップに注ぎます

 ※京都大原でハーブに囲まれた素敵な生活をしている有名なベニシアさんの本を見て
 作ってみましたが、よくよく読み直したら「最初に焼き梅干しをほぐしてカップに入れておく」
 とありました

 二日酔いにも効き目があるそうです
ワラビ


 大地からわき上がってくるように採っても採っても
 ワラビが出てきます
 どなたが恵んでくださるのでしょう
 自然に頭が下がります
 
 昨日沢山採ったので今日は控えめ
 でも太くて柔らかい上物です

灰汁抜き

 草木灰入りの熱湯に浸けたまま一晩おきます



 緑鮮やかに出来上がり
 胡麻和えが美味








  






         






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春爛漫  ミモザ満開
2010年4月4日

  モノみな枯れてしーんとしていたジャルダンにも
 春は巡ってきたみたいです(ヤレヤレ)


大きな根っこ

 レモンバームの種まきをしようと
思い立って耕し始めましたが、大きな切り株に繋がる
根っこにぶち当りました

 ツルハシで持ち上げてミシミシ揺り動かしていたら
 こんな大きな根っこが現れました


バーク堆肥

 製材所をランバさんの工場を
 訪ねていいものを見付けました

 杉や桧の皮を機械にかけて剥いた後の大量の屑です
 
 車で二往復して麓まで運んでから、
 ジャルダンの上まで引きずるようにして上げました

 ほんとにバーク堆肥になってくれるでしょうか?




  



       






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もう春?まだ?
2010年3月10日

決まって初午大祭の頃は寒いと
 言われている通り、ポカポカ陽気が
 一転して昨日は大荒れ!
 空は晴れているのに、雨混じりの
 風が・・と思ったら、いつの間にか山は
 真っ白な雪でした

 『ジャルダン』は手前の低い山の
 左下方に


ワラビが!

 2月末からワラビがポツポツ頭を出してきていて
 もう葉っぱが出てきてしまったのもたくさん!


早採り

 ジヒィポットに水苔を入れて詰めてみました
 シーズン一番乗りで道の駅に出してみたら
 即日完売!






  
       






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2010年2月14日

 久しぶりに山に登ってみました
 みんな冬眠中だとばかり思っていたらジャルダンの
 植物たちは逞しく春に向かって始動していました




  (←ラベンダーです)




 南フランスならいざ知らず、朝晩冷え込む山間僻地
 の2月のジャルダンにミモザが咲きかけてきました
 さすがにまだおずおずと、黄色も控えめ

囲いの中は


 囲いの中は枯れ木のようになって見る影もなかった
 薔薇にも芽が!




 寒がりのレモンユーカリは青色吐息
 ちょっと心配




 キャップの中のゼラニュームと
 晩秋に種まきしたチャービル

 蒔き時が悪かったのか、2カ月で収穫できるというのに
 チャービルはまだやっと摘まめる程度の大きさ
 フランスでは『美食家のパセリ』と言われて
 バター、チーズ、オムレツに混ぜて使われるとか

冬でも元気


 ボリジはやたら元気




 カモミールも超元気者
 こぼれ種で、株分けで、挿し芽で
 どんどん増えます









  
              
  





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新春石けん
2010年1月5日

どくだみエキスたっぷりのマルセイユ石けん

 まるでチーズケーキ!




  木型から出して切りだす時はワクワクします
  マーブル模様はうまく入ってるでしょうか?




 切り分けたあとはこのまま約二か月熟成させます

 今回は他にも、薔薇石鹸、あずき石鹸、そして
 シアバターたっぷりの(熟女好み?)MARIKO石鹸
 が新春デビューしました









           



 薔薇型石けんも新春デビューしました

 どくだみにピンククレイの二重マーブルは最初は
 ちょっとぎょっとしますが、熟成を重ねる内に
 落ち着いてくるはずです










  
    

           






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あけましておめでとうございます!
2010年1月1日

  ハーブをオセチに使ってみました

  お雑煮の上に菊の花びら


大根のナスタチウムビネガーの酢の物

 トップにカレンデュラの花びらを湯がいてのせてみました
 
 ピクルスにしたナスタチウムの種も


ウコンピクルス

 カレーの匂いがしそうですが
 そんなことはありません

 お酢にたっぷりのお砂糖とウコンパウダーと塩少々
 入れて、煮詰めてピクルス液を作ります

 煮詰めるので、酢をたっぷり使うわりには
 甘酸っぱさもほどほど、
 ウコンの苦味がからんで後を引く美味しさです
 脂っこいお料理との相性抜群!

シチリア産オリーブの新漬け

  これは市販のもの
  自家製オリーブオイルが搾れることを夢みて
  かなりの数のオリーブの苗を植えていますが
  未だ実どころか、花も・・。
  来年は自家製の新漬けをオセチの盆にのせたい
  ものです・・(何がわるいのかなー)

カモミールミルクティー

 お正月前の寒波襲来で、ちょっと風邪気味
 お腹の調子もちょっと・・
 ピーター・ラビットによく出てくるカモミールはお医者さん
 のハーブと言われているそうですから

 ナンカ効きそう!

せっかくだから・・番外

 長いお盆にオセチを並べてみました

 真ん中の昆布巻きと煮物の下に敷いている緑は
 ジャスミンの葉っぱ
 見渡すところ、唯一使えそうな葉っぱでしたので

 ジャスミンは寒がりなので
 冬季は部屋の中に入れています